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意義深い中米次官級通商協議 3つのポイント
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· 2019-01-11 |
タグ: 中米;通商協議;経済 | 印刷 |
▽ポイント3:実に誠意のある、踏み込んだ、成果の豊富な協議
消息筋は、「今回の協議は一度は膠着状態に陥ったが、全体としては誠意のある、踏み込んだ、成果の豊富なものになった」との見方を示す。
米国で発表された情報によると、米国側は対中貿易赤字の削減を期待しており、中国側は相当量の米国産農産品、エネルギー製品、完成品、その他の商品やサービスを輸入することで同意した。
これをどうみるか。
中国が米国に対して巨額の貿易黒字を抱えることは、争えない事実であることは直視しなければならない。そこで米国の優れた製品を多く輸入すれば、素晴らしい生活に対する中国国民のニーズを満たすことにつながる。中国の一部の懸念について、米国側も一定の譲歩をした。
また各方面の情報を総合すると、米国は今回の協議で一連の問題を打ち出し、内容は技術移転の強制、知的財産権の保護、非関税障壁、サイバー攻撃による企業秘密の流出など複数の分野に及んだ。
米国が打ち出した一連の構造的な要求は、一見すると受入れが難しい過大な要求のようにみえるが、じっくり検討すると、中国が改革開放を深化させるためにしなければならないことばかりだ。
実際、中米貿易戦争はエスカレートし続けるとともに、中国はずっと改革開放の深化を秩序よく揺るぎなく進めてきた。1年で4回も主体的に関税を引き下げ、第1回中国国際輸入博覧会には1万社を超える企業が集まったことが、中国の姿勢を証明してくれている。世界銀行の最新の報告書「ビジネス環境の現状」では、中国の順位は前年から32位上がった。
中国の進歩は、決して中国が自ら吹聴しているものではない。
貿易戦争に勝者はなくどちらも傷を負う。中国が損失を被るのはもちろん、米国も無傷ではいられない。最近、米国を含む世界の株式市場に激震が走っていることが、その何よりの証拠だ。
最終的に、中米双方は交渉のテーブルに戻り、率直な踏み込んだ協議を通じて、積極的な進展を遂げた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年1月10日
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