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2019年中国の外貨準備高は3兆ドル前後をキープ
  ·   2019-01-07  ·  ソース:
タグ: 外貨;貿易;経済
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チーフエコノミストである中国国家為替管理局の王春英報道官は、「最近、国際環境が複雑に錯綜し、外的プレッシャーが持続的に存在している。しかし、中国の為替市場は全体的見ると、上下に変動し、基本的に安定しており、情勢の変化は見られない。これは安定して運営されている中国経済の根本的役割を示している一方で、為替市場に関与している主体が理性的で、外的環境の変化に適する能力が向上し続けていることを示してもいる。今後、中国は市場化改革の深化、ハイレベルな開放の拡大を堅持して、経済の持続した健全な発展を保ち、中国の為替市場の安定した基礎を築いていく」と述べた。

王有■氏は、「19年、外貨準備高は3兆ドル付近で変動し、それを超える月もあれば、下回る月もあるだろう。人民元のグローバル化が進み、人民元建てのクロスボーダー決算が増え、貿易黒字が減少するにつれ、外貨取得源が減る可能性もあり、それはネガティブなシグナルに見えるかもしれないが、正常な現象で、自国の通貨で決算するシーンが増えれば、過度に外貨準備高が増える必要はなくなる。ポジティブな面を見ると、中国の金融市場は開放が拡大しており、海外の機関や個人の人民元建て金融資産に対するニーズは高まっている。クロスボーダー資本流動を見ると、引き続き流入が上回る傾向が続き、外貨準備高を支えることになるだろう」との見方を示している。

王青氏は、「19年、中国の外貨準備高は3兆ドル前後を保ち安定した水準になり、引き続き余裕のある状況となるだろう。具体的には、中米の貿易摩擦が存在しているのを背景に、19年、中国の経常収支は、支出のほうが上回る状況も起きる可能性が高い。一方で、中国の金融市場の対外開放が拡大され、資本と金融収支が黒字となる局面も続く。経常収支が赤字で資本と金融収支が黒字という局面により、中国の国際收支も全体的にバランスが取れた状態を保つことになるだろう。19年、ドルインデックスを引き上げる動きは弱まる可能性が非常に高く、人民元安となる予想が強まることもなく、銀行の外貨買い取りと売却のバランスも統制が取れるだろう。また外貨準備高と為替レート換算による影響は小さい。それら3つの主な要素が大きな逆風となることはなく、中国の外貨準備高の安定を保つための基礎は固い」としている。(編集KN) 

「人民網日本語版」2019年1月4日

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