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モーターショーの冷え込みが映す自動車市場の低迷
  ·   2018-11-26  ·  ソース:北京週報
タグ: 自動車;モデル転換;経済
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中国の自動車政策がますます開放的になるにつれて、独自ブランドはより大きな圧力にさらされるようになった。1〜10月の中国独自ブランド乗用車の販売量は809万1千台で同3.6%減少し、乗用車販売量全体に占める割合は41.9%で同1.1ポイント低下した。それでも、独自ブランドメーカー各社は「ブランドの向上」をはかり、ミドル・ハイクラス市場での価格の「天井」を突き破ろうと努力することを決してやめはしない。

比亜迪(BYD)はロングホイールベースの5人乗り主力SUV「一代唐」のガソリン車モデルとデュアルモード(ハイブリッド)モデルの新製品をモーターショーでお披露目し、発売も明らかにした。価格はデュアルモード版が25万元(約406万円)を超える。高級車ブランドとの位置づけの「リンク・アンド・コー」と「ウェイ」も相次いで登場した。長城汽車の「ウェイ」ブランドの第1号車種「VV7」は、2年間の累計販売量が10万台を突破した。

また乗用車分野では、独自ブランドと合弁ブランドのつばぜり合いが続いており、北汽集団が独自ブランドの新製品となる中型乗用車「紳宝智道」を発売し、日産の「シルフィ」やヒュンダイの「ミストラ」に真正面から挑むとしている。

▽自動車製造の新顔が大半欠席 

データによると、今年1〜10月、中国では新エネルギー車の生産量が87万9千台に達して同70%増加し、販売量は86万台で同75.6%増加した。自動車市場全体が低迷する中で、厳寒に咲く一輪の花のように唯一好調な分野だ。

今回のモーターショーでは国内外のメーカーが新エネルギー車150台を出展し、このうち海外メーカーのものが44台を数える。北京汽車がまもなく打ち出す小型電気自動車(EV)のクロスオーバー新車「EX3」の量産タイプが初お目見えした。メイン会場の広州汽車はEV新車「アイオンS」を発表し、コンパクト車種との位置づけだ。ヒュンダイは今年初めに発売した量産タイプの燃料電池車(FCV)「ネクソ」を展示し、長城汽車はEVブランド「オラ」を初めて国際モーターショーで披露した。

新エネルギー車は各メーカーが未来の突破口と考える分野であることは間違いない。VWの計画では、2020年の中国での新エネ車生産量を40万台に引き上げ、中国新エネ車市場でのシェア20%を目指すという。トヨタは20年前後に世界市場でEV10車種を打ち出し、30年にEVとFCVの生産量約100万台を達成し、中国はトヨタのEV計画の最も重要な陣地になるとしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年11月26日

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