注文件数の上位5位には食品・飲料、パーソナルケア製品、掃除・衛生紙製品、テレコミューティング用品、ベビー・マタニティ製品が並んだ。ここからわかるのは、「6・18」のショッピングイベント期間に人々が買い求める製品の種類がさらに多様化したということだ。

だが急速な伸びを示す新勢力もある。ジュエリー・アクセサリー、医薬・保健用品、セルフケア・ヘルス用品はいずれも売り上げが倍増し、人々が自分の見かけや健康をより重視するようになったことがわかる。

▽南京会場：W杯がテレビの売り上げに火をつけた 

6月18日はW杯の開催5日目にあたった。W杯にぶつかったことから、「6・18」では買い物への意欲とサッカーへの情熱がともに高まりをみせ、18日午前0時からの1時間で、蘇寧易購で確定した注文金額は前年同期比152％増加した。それではこの「爆買い」にはどのような傾向がみられただろうか。

サッカーを見ようと思ったら、まずは家の中の準備を整えなくてはならない。そこで6月1日以降、蘇寧ではオンライン・オフラインの両チャンネルでテレビの売り上げが同2倍近く増加した。

試合を気持ちよく見ようと思ったら、テレビのサイズは大きければ大きいほどよい。そこで75インチ以上の大画面テレビの売り上げが昨年の3倍以上になった。レーザーテレビやプロジェクターを買い、ホームシアターでサッカーを楽しんだ人もたくさんいる。

女性は夜更かしして試合を見つつ、美容にも気を配らなければならない。蘇寧は「6・18」のキャンペーン期間中、メイクアップ・スキンケア製品の売り上げが同152％増加し、ネット有名人が使っているような洗顔器や美顔器はも前年同期の2倍を売り上げた。

さらにビールと夜食がなければサッカー観戦は完璧とはいえない。6月18日の最初の1時間で、ビール飲料が120万本とザリガニが500万匹が売れたという。（編集KS）

「人民網日本語版」2018年6月21日