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北京モーターショー、シェア自動車のモバイクがオリジナルEV発表
  ·   2018-04-27  ·  ソース:
タグ: モーターショー;モバイク;経済
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隔年で開催される世界最大のモーターショーの一つである北京モーターショーが25日、開幕した。今回は中国国内外から約1200社が出展し、105台の車が世界初公開だ。その豪華な顔ぶれをいち早く取材しようと、多くの報道陣が朝早くから会場の前に列を作った。今回は、シェア自転車でお馴染みの摩拜(モバイク)のEV、中国のEVメーカー・NIO(ニーオ)、中国のEVメーカー・Singulatoなど、初出展の企業も多い。インターネットの急成長をきっかけに登場するそれらの新勢力は、若い消費者にとって大きな魅力ある商品を打ち出している。北京日報が報じた。

オレンジ、黄色、グリーンなど、カラフルなシェア自転車を中国の街中の至る所で目にすることができる。それらはいずれもIT企業が自転車メーカーと提携して打ち出しているオリジナル版の自転車だ。そして今度は、オシャレなオリジナル・シェア自動車の登場となった。開幕したばかりの北京モーターショーでは、摩拜の航続距離350キロのオリジナル・シェア自動車が満を持して登場した。

オレンジ色の車体に「MOBAI」と白い文字で大きく書かれ、上にはシェア自転車が載っている。中国新興EVメーカーの新特汽車と自動車メーカー・一汽汽車が提携して生産するこのシェア自動車の名前は「DEV1」。小型電動自動車で、モバイクのオリジナルシステムが搭載され、ユーザーはアカウントを作成するだけで利用が可能だ。また、シェア自動車に乗ったあと、すぐにシェア自転車に乗ることができる。

E3館では、NIOが豪華な王府井体験センターをそのまま再現して、1階に自動車を展示して、2階は来場者が休憩したり、子供が遊んだりできるスペースとなっている。今回、NIOが展示しているのはEVのEP9、EVコンセプトカー・EVE、初の量産車・ES8。モーターショーのほか、NIOはノーベル賞受賞者3人を含むゲストを招きスピーチを行ってもらうなど、他の伝統自動車メーカーを圧倒する勢いだ。

他の新勢力も見どころ満載だ。Singulatoは、電動SUV・iS6の量産版とコンセプトカーを展示しており、EVメーカー・北京新能源汽車と戦略的提携することで合意したと発表した。一汽汽車からの資金投資を得たばかりの拜騰(BYTON)は、初の量産型コンセプトカーを発表した。その他、愛馳汽車は、EVスーパーカー・RGとコンセプトカー・U5 IONを、雲度はEV SUV・π7を世界初公開した。  「手ごろな価格」を売りにする威馬汽車は、量産型・威馬EX5を展示している。EV SUVの同社の価格は約10万元(約172万円)で、新ブランドの中では最安値となっている。

海外の自動車メーカーが展示している新車もモーターショーの注目ポイントだ。注目の米テスラの新型EV・Model 3はアジア初登場。真っ赤な車体が目を引き、多くの来場者が押し寄せている。同車の航続距離は357-539キロで、中国では32万元(約550万円)、ハイスペック版は約50万元(約860万円)で販売されるということだ。

その他、老舗の多国籍自動車企業も新車を続々と展示している。例えば、メルセデス・ ベンツは「Aクラス サルーン」をワールドプレミア、アウディもQ5Lをワールドプレミアしたほか、ポルシェも複数のスポーツカーをアジアプレミアした。各メーカーは、消費者の心をとらえようと、電動化、スマート化、ネットワーク化、軽量化などを売りにしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年4月26日

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