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ロボット・自動化で30年には8億人が失業する
  ·   2017-12-08
タグ: ロボット;失業;経済
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  ▽肉体労働者はロボットに取って代わられる可能性最大 

予測可能な範囲でみると、機械の操作員やファーストフードの店員といった肉体労働はロボットに取って代わられる可能性が最も大きい。

同報告書の指摘では、「予測不可能で、変化が大きい環境にある仕事は被る衝撃が最も小さい。たとえば造園業者、水道技術管理者、子どもや高齢者のケアサービスなどで、30年になってもこうした職業の人々は自動化のレベルが相対的に低いとみられる。技術的に自動化の実現が困難であると同時に、賃金が相対的に低いことから、自動化を選択することにそれほどメリットがないのが理由だ」という。

▽高IQの芸術家・科学者への影響は小さい IQが15アップで失業率7%低下 

すべてのクラスターが「ロボットへの移行」過程で影響を被るわけではない。米ヒューストン大学の研究によると、高校時代に芸術や科学に興味を感じた人は、自動化の「犠牲者」になりにくい。研究者が出した結論は、「こうした人々はオフィスでのルーティンワークを選ぶ可能性が低く、創意工夫に富んだ仕事やより複雑な仕事を選ぶ可能性が高い。こういった仕事はロボットの苦手分野だ」というものだった。

同大研究チームによると、「IQが15上がると、ロボットに『引き継ぎされる』可能性が7%低下する。この割合を米国の人口にあてはめると、1019万人が『仕事を奪われる』事態を免れることになる」という。同大のロディカ・ダミアン准教授は、「人のIQというものは変えようがないが、ある種の方法で人格的な特徴を向上させることはできる。たとえば社交的なテクニックを高めるとか、より勤勉になるなどだ」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年12月8日

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