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ダブル11間近 銀行もカード限度額引き上げで参戦
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· 2017-11-08 · ソース: |
タグ: 通販;クレジットカード;経済 | 印刷 |
「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)が間近に迫り、手ぐすね引いて待っている消費者と商店だけでなく、伝統的商業銀行も販売促進の一大決戦の中に次々身を投じ、時勢に乗ってさまざまな販売促進キャンペーンを打ち出している。銀行の多くはダブル11期間におけるカード利用限度額の一時引き上げに肯定的で、多くの銀行のクレジットカードがダブル11の販促大戦争に参戦することになった。「証券日報」が伝えた。
▽銀行は利用限度額引き上げ
ダブル11が近づき、多くの銀行がクレジットカードの与信額を一時的に引き上げており、利用額が普段よりかなり多くなって、中には3倍以上になるケースもある。
記者もこのほど株式制銀行からショートメッセージを受け取った。保有するこの銀行のクレジットカードの利用限度額は普段は3万6千元(1元は約17.2円)だが、一時的に9万元になるという。
市民の李さんからも同じような話を聞いた。「自分の限度額2万5千元のクレジットカードについて、一時的に限度額を引き上げるというショートメッセージが来た。8万元に引き上げられるそうだ。銀行は私がダブル11で思い切り買い物できるよう後顧の憂いを断ってくれた」。
こうした動きについて、いくつかの銀行のクレジットカードセンターに問い合わせたところ、複数のサービス担当者から次のような回答を得た。「ダブル11日には消費が集中するので、顧客の申請できる一時的な限度額を着実に引き上げることにした。引き上げについてのショートメッセージを受け取った顧客だけでなく、他の顧客も公式サイト、携帯電話のアプリケーション、微信(WeChat)のアカウントなどを通じてスピード申請が行える。ただ具体的な内容は顧客によって差があり、滞納がないことを前提として、具体的な引き上げの金額は普段のクレジットヒストリーによって決まってくる。一般的には設定された限度額の2倍以上だ」という。
▽クレジットカードの消費が活発に
限度額引き上げ以外にも、ダブル11を目前にして、多くの銀行のクレジットカードがダブル11の販促大戦争に参戦した。
各銀行の公式サイトをみると、販促キャンペーンの手段は主に「お年玉プレゼント」、「利用額の減免」、「ポイント加算」に集中し、キャンペーン期間を11月末や12月末まで延長する銀行がたくさんある。
ある国有大手銀行の場合、公告によれば、「ダブル11当日に、支付宝(アリペイ)、微信支付(WeChatペイメント)、京東、蘇寧などの第三者決済ルートを通じて同行のクレジットカードのメーンカードを利用すると普段の11倍のポイントが付与される。顧客一人あたりの付与の上限は10万ポイント」という。
ほかの多くの銀行も、「ダブル11期間中、カード保有者が決済過程で銀聯在線の決済ルートによる決済方法を選択し、カード番号入力による支払いや登録による支払いをした場合、ただちに利用額の減免サービスが受けられる」などと通知する。減免額はさまざまだが、利用1件につき10%で一定の限度額を設けるというのが一般的だ。
銀行と各種EC企業や商店との協力も盛んだ。速報値の統計によると、京東、淘宝(タオバオ)、蘇寧易購、国美在線、カルフールオンライン商城、12306、愛奇芸、優酷、楽視、捜狐、騰訊視頻、百度外売、全時便利など多くのオンラインプラットフォームおよびオフライン店舗が、キャンペーン活動の陣営に加わった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月7日
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