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第1四半期の中国経済 好調の原因は?
  ·   2017-04-19  ·  ソース:
タグ: 中国経済;好調;経済
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中国経済の2017年第1四半期(1~3月)の関連データが17日に発表された。複数の経済指標が目立って回復し、通年の成長目標の達成に向けて着実な基礎がうち立てられた。「経済日報」が伝えた。

▽4大指標が安定しつつ好転

今年第1四半期の経済運営状況をみると、経済成長率はやや回復し、構造調整は持続的に推進され、革新発展の歩みが加速し、国民生活の改善は着実に効果的に行われ、積極的要因が積み上がり増加した。工業生産が目立って加速し、企業の利益が大幅増加し、サービス産業の景気レベルが持続的に上昇し、固定資産投資が安定しつつ増加し、輸出入が急速に増加するなどデータは好調で、人々に多くの喜びを与えている。

国家統計局の毛盛勇報道官は、「中国経済は経済成長が回復し、価格が全体として安定し、雇用の規模が拡大し、国際収支が改善するという良好な局面にある」とした上で、マクロ経済の4大指標を用いて、第1四半期の経済の安定しつつよい方向に向かうという表現を大まかに説明した。

第1に、経済成長ペースが加速した。第1四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.9%増加し、増加率は前年同期を0.2ポイント上回り、前年第4四半期を0.1ポイント上回った。特に第1四半期には全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の生産額の実質増加率が6.8%となり、前年同期比1ポイント加速した。またサービス産業の生産額の増加率も前年同期をやや上回った。

第2に、物価が全体として安定した。第1四半期の消費者物価指数(CPI)は同1.4%上昇し、コアCPIは同2%上昇し、安定した上昇傾向をみせた。工業生産者出荷価格指数は同7.4%上昇し、3月は同7.6%上昇で、前月比ではやや縮小した。  

第3に、雇用規模が拡大した。第1四半期の都市部の新規雇用者数は334万人に上り、前年同期比16万人増加した。失業率調査の結果をみると、3月末に全国で調査した都市部の失業率と大都市の失業率はいずれも2月末比低下し、大都市は5%を下回り、どちらも低い水準だった。2月末には農村の出稼ぎ労働力が同2.7%増加した。市場調査によると、市場の求人倍率、つまり空席のポストに対する求職者の割合は1対1.13で、前年同期よりやや上昇した。

第4に、国際収支が改善した。経常項目をみると、第1四半期の貨物貿易の黒字額は4500億元(1元は約15.8円)だった。サービスの輸出入を考慮し、これを加えても、経常項目は引き続き黒字となる。資本項目をみると、当面の資本の流入・流出はより合理的で秩序立っており、人民元レートと外貨準備は全体として安定している。

▽工業が力を発揮、消費が力を提供

分析によると、今年第1四半期に経済成長ペースが加速したのは、輸出の寄与度がマイナスからプラスに転換したといった要因のほか、工業が力を発揮し、消費が力を提供したことと直接関連がある。

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