中文 | English | Français | Deutsch | BR America
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> 経済 >> 本文
時速600kmリニア開発 高速鉄道があるのになぜ
  ·   2016-10-26
タグ: リニア;高速鉄道;経済
印刷

  中国中車の重大特定プロジェクト弁公室の孫幇成副代表は、「中国は科学技術の先端に到達し、『ポスト高速鉄道時代』に向けて一連の技術を蓄積し、国民経済と人々の生活水準の向上のためにさらに多くの準備を進めなければならない。高速リニアは速度が速いだけでなく、安全性でも申し分なく、高速鉄道を上回りさえする。技術者は、高速鉄道にはこのさき物理的な限界が来るとみており、400キロメートル以下の速度が比較的適切であり、かつ比較的経済的だと考えている。快適度をさらに高め、営業速度で世界一になろうとするなら、現在の認識では、リニア以外には考えられない。リニアの車体は軽く、より大きな牽引効率を提供しながら、振動もない」と説明する。

中国中車の関係者によると、「このたびスタートしたリニア交通システムの重要技術プロジェクトの主な目的は、中高速リニア交通システムにおける浮上、牽引、コントロールの重要技術を掌握し、中国独自で国際的な汎用性・適応性も備えた次世代中高速リニア交通システムの重要技術システムおよび基準・規範システムを構築することだ。また中高速リニア交通システムおよび装備の完全な独自化と産業化の能力を備えることだ」という。

このプロジェクトでは「一帯一路」(the belt and road)沿線諸国のさまざまな軌道、電圧方式、環境・温度、技術基準、信号・コントロールの運用ニーズの研究にも取り組み、技術プラットフォームは統一的で路線の技術は異なるという点を踏まえて、製品プラットフォームの特徴を備えた時速400キロメートルの国際高速鉄道を研究開発する予定だ。

国際高速鉄道プロジェクトは中車長春軌道客車股フン有限公司が中心になり、同公司、中車青島四方機車車両股フン有限公司、中車唐山機車車両有限公司がそれぞれに高速鉄道車両の研究開発に取り組む。中車軌道客車と中車四方はマイナス40度からマイナス50度の環境で運行可能な車両を開発し、中車唐山は50度からマイナス25度の環境に耐える車両を開発する。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年10月26日

前のページへ12
時速600kmリニア開発 高速鉄道があるのになぜ--pekinshuho
中国人気ツアー:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号

シェア:
Facebook
Twitter
Weibo
WeChat
中国語辞書: