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G20迎えるイノベーションとベンチャーの街、浙江省杭州
  ·   2016-09-03  ·  ソース:
タグ: G20;杭州;経済
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風光明美な水郷である浙江省杭州市、ここで間もなくG20第11回サミットが始まる。街の各所では青地の広告パネルを目にすることができ、いずれも中国語と英語で「ホスト国としてG20を成功させよう」、「G20のホスト国を務めあげよう」といったスローガンが白い文字でくっきりと描かれているほか、杭州の有名な観光地もロゴとして添えられており、G20を迎えるにあたっての同市の歓迎ぶりが見てとれる。人民日報が伝えた。

同市に足を踏み入れると、サミット会場だけでなく、ホテルのコンシェルジェ、西湖周辺に設置されているボランティアサービスステーション、空港など至る所で、G20杭州サミットのボランティアたちがそれぞれの持ち場についているのを目にすることができる。開催期間中はボランティア4021人が様々なサービス業務を担当し、末端から安全を支える堅固な長城として、世界に向けて彼らのにこやかな笑顔と心のこもったサービスを提供する。

杭州を「特別」な都市にした企業があるとするなら、それは紛れもなく「アリババ」だ。各国メディアが争って取材するこの企業は、この一年の間に世界経済がその回復で紆余曲折する中、取引額と売り上げの両方で力強い成長を見せ、その成長幅と持続力がウォール街の予想を上回り、消費経済と科学技術駆動によるサービス業の大いなる柔軟性と潜在力を見せた。杭州サミットのチャンスを利用して、多くの海外要人がアリババの訪問を希望すると表明しており、自国製品の市場をアリババのプラットフォームを通じてさらに拡大させていきたいと希望している。

そしてアリババがある西渓園区にほど近い夢想小鎮(夢の町)では、たった1年あまりでインターネットベンチャープロジェクトが680件以上集まり、ベンチャー人材は6400人に上り、杭州におけるベンチャーのメッカとなりつつある。外国人記者の取材チームはこのベンチャー人材が集まって生活する、交流、娯楽、科技体験が一体化した「U+マンション」と、数多くのモバイルインターネットの優秀プロジェクトを生み出すインキュベーションに非常に高い興味を示している。ドイツ「ディ・ヴェルト」紙のジョン・エーリン記者は「イノベーションとベンチャーは中国が現在その実施に力を入れている点であり、中国経済が努力する方向でもある。夢想小鎮はまさにその縮図の一つだ」と語った。

イノベーションとベンチャーの街である杭州市は世界に向けた広い視野を持ち合わせている。「インターネット+」と「メイド・イン・チャイナ2025」のチャンスを生かし、「インテリジェンス産業と産業のインテリジェンス化」をそのコアに据えた情報経済とスマート製造が杭州の発展に持続的なエネルギーを与え続けている。2015年、杭州のハイテク産業付加価値額は1212億6千万元(1元は約15.5元)に達し、前年同期比9.8%増で同市情報経済のGDP成長の寄与率が50%を上回った。

アリババの電子商取引における伝説から夢想小鎮のベンチャー熱、さらには「クラウド杭州」におけるインターネットのすばらしさに至るまで、杭州はすでにイノベーション中国の活力ある縮図となっている。この時代の息吹を感じさせてくれるイノベーションとベンチャーの街は今、G20 の到来を静かに待っている。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年9月3日

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