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「一帯一路」は世界経済回復の力強い原動力
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· 2016-06-17 |
タグ: 一帯一路;上海協力機構;経済 | 印刷 |
「一帯一路」はすでに著しい段階的成果を上げている。実際に進んでいる個々のプロジェクトがその生きた証だ。中国はロシアとの間でシルクロード経済ベルトとユーラシア経済連合の連携に関する共同声明に調印し、EUとの間では「一帯一路」と欧州投資計画の連携について重要合意に達した。中国・モンゴル・ロシア、新ユーラシア大陸橋、中国・中央アジア・西アジア、中国・中南半島(インドシナ半島)、中国・パキスタン、バングラディシュ・中国・インド・ミャンマーなど六大経済回廊の構築は喜ばしい進展を遂げている。統計データによると、中国企業の「一帯一路」関連国への直接投資は148億ドルに上り、新たに契約した対外的な工事請負契約額は926億ドルに達している。
習近平主席は今回の訪問で3カ国の首脳と「一帯一路」推進の新措置について議論し、エネルギーや金融、インフラ、科学技術、観光などの分野で広く実務協力を展開する予定だ。「一帯一路」はいっそう加速されるだろう。
現在、世界経済は回復が遅く、下振れ圧力が大きい。発達経済体の総需要は引き続き疲弊し、新興経済体は大きな困難に直面しており、貿易成長は低迷し、地政学的リスクがたびたび高まっている。国連や多くの国際機関は世界の成長予測を何度も引き下げている。このような情勢の中で、中国と関係国が共に参画する「一帯一路」は貴重な明るい材料になり、世界経済に新たな原動力をもたらしている。
「北京週報日本語版」2016年6月17日
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