統計によると、2015年末までに、全国の一人当たり銀行カード所有枚数は3.99枚で、前年比9.62％増となった。このうち、クレジットカードの一人当たり所有枚数は0.29枚で、前年比14.71％減少した。北京、上海の一人当たりクレジットカード所有枚数は依然全国平均より高く、それぞれ1.34枚と1.01枚であった。

銀行カードの発行枚数は安定的に増加した。2015年末までに、全国の使用可能銀行カード枚数は54億4200万枚で、前年比10.25％増、増加速度は6.88ポイント下がった。

消費業務には顕著な増大が見られた。2015年、全国の銀行カードのカード当たり消費金額は1万106元で、前年同期比17.69％増となった。1回の平均消費額は1894元で、前年同期比11.74％減となった。銀行カードの銀行間消費業務は172億3900回で、金額は42兆9100億元に達し、前年同期比それぞれ108.20%と49.83%増となった。

決済システム処理金額は全国GDP総量の64.77倍

統計によると、2015年、高額リアルタイム決済システムや低額大量決済システム、ネット決済銀行間清算システムといった決済システムを含む決済業務は469億4800件にのぼり、金額は4383兆1600億元に達し、前年同期比それぞれ53.74%と29.34%増加した。決済システムによる2015年の合計処理金額は全国GDP総量の64.77倍に相当する。

人民元のクロスボーダー決済システムは安定的に運営された。2015年、人民元のクロスボーダー決済システムの処理業務は8万6700件で、金額は4808億9800万元に達した。（編集MI）

「人民網日本語版」2016年4月7日