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韓国で日本で米国でドバイで 中国人観光客の争奪戦
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· 2016-02-03 · 人民網 |
タグ: 韓国;日本;米国;ドバイ中国人観光客 | 印刷 |
春節(旧正月、今年は2月8日)の訪れを前に、世界では中国人観光客を奪い合う熱い戦いが繰り広げられている。
▽韓国 複数店舗で外国人対象の即時税還付サービス
韓国聯合ニュースが1月31日に伝えたところによると、韓国ではロッテ、現代、新世界をはじめとする主要デパートが、2月1日から「外国人を対象とした増値税(付加価値税)の即時還付サービス」を実施することを決めた。外国人観光客が韓国のデパートで買い物する場合、付加価値税を納めなくてよいというものだ。
報道によると、この制度が実施されれば、外国人がデパートで3万ウォン(1ウォンは約0.10円)以上20万ウォン以下の商品を購入した場合、10%の増値税がその場で控除される。韓国に滞在する期間にもよるが、最高で100万ウォンまでの買い物が免税扱いとなる。
韓国の小売産業および観光産業の関係者によると、「これまで大挙して押し寄せてきた中国人観光客だが、最近は相次ぐ価格詐欺事件の影響で韓国への再訪を希望しなくなり、円安で行き届いたサービスの日本に目を向け、日本で盛んに買い物するようになっている。こうしたわけで、今回の措置は中国人観光客を引き寄せることが狙いとみられる」という。
▽日本 デパートが「お年玉キャンペーン」
16年の春節長期連休期間にやって来る中国人観光客を迎え入れるため、日本の企業は中国人観光客を対象にした「お年玉キャンペーン」を打ち出した。新宿の小田急百貨店の責任者が先月26日に述べたところによると、今月7日には来店した中国人に赤い包みのお年玉をプレゼントし、中国人観光客が日本でも中国の春節ムードを感じられるようにするという。
今回プレゼントされるお年玉は5円玉で、5円には「ご縁」の意味がある。硬貨はすべて箱根の神社で祈祷してもらい、これを贈ることで、金運アップを祈る。中国人客に祝福を贈ろうという粋な計らいだ。
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