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山東省嘉祥県 今に伝わる魯錦の美
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· 2022-11-23 · ソース:北京週報 |
タグ: 山東;紡績;文化 | 印刷 |
山東省嘉祥県で育まれてきた魯錦文化は、悠久の歴史を持つことで知られる。魯錦は山東省の西南地域ならではの綾織物で、純綿を使い、全て手作業で文様が施される。その美しく鮮やかな色彩が錦のようであることから、魯錦と称される。魯錦の技工はとても細かく複雑で、色とりどりの綿糸を使ってベースとなる布に柄を施し、綿繰り、製糸、織布といった72の工程を経て完成する。現地では、「72の作業をこなさなくては、新しい服を着られない」と言われる。
2008年6月、悠久の歴史を持つ嘉祥県の魯錦の製織技巧は、中国文化部が発表した「第2期国家無形文化遺産リスト」に名を連ねた。近年、嘉祥県の魯錦紡績企業は伝統工芸を守ると同時に、紡績技法の改良や様式・デザインの革新を進め、伝統文化が絶えず活力を保つように後押ししている。
魯錦の刺しゅう
機織りの様子
魯錦で使われる色とりどりの綿糸
「北京週報日本語版」2022年11月23日
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