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3日で4万7千本売れた玉淵潭の桜アイス
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· 2021-04-12 · ソース:人民網 |
タグ: 観光;イノベーション;文化 | 印刷 |
桜の名所で知られる北京の玉淵潭公園で、清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)に合わせた3連休中、桜のアイスが4万7千本と爆発的な売れ行きを記録した。北京動物園も最近、キリンやゾウ、オウムなど同動物園で飼育されている動物たちのアイスを発売。「顔面偏差値」が高く、とてもかわいい仕上がりになっている。
こうした大人気グルメのほか、北京市の公園ではほかにも多くのユニークなグッズやビジュアル的に美しいグッズを打ち出している。例えば、天壇公園の文化クリエイティブ写真館では、観光客は黒山のような人だかりを避けて、天壇を「貸し切り」したかのような写真を撮影することができる。また、頤和園はオリジナル漢服を打ち出し、観光客はそれを着て「タイムスリップ」気分の旅を楽しむことができる。
北京・東エリアの人気ドリンク店ランク入りした「天壇福飲」
天壇公園の東門から入園し、数分歩くと、中国らしい雰囲気漂う赤い建物が見えてくる。その店に入ると、お茶やコーヒー、ポップコーンの香りが漂っている。この「天壇福飲」は、オープンして間もなく、北京の東エリアの人気ドリンク店ランキングにランク入りした。
店の内装は、中国の伝統要素を取り入れたおしゃれなムードが漂い、提供されているドリンクも文化的要素が満載だ。パチパチキャンディーをあしらったカフェラテから出る「パチパチ」という音は、神事において奏される歌舞を表しているという。また、看板メニューの「梅の花フローラルティ&コーヒー」は、梅の花の香りがほのかに漂い、「福」の字のラテアートが描かれている。ドリンクのカップは濃いブルーで、金色で祈年殿の絵が描かれている。多くの人はドリンクを飲み終わった後、そのカップを手にし、祈年殿をバックにして記念写真を撮影している。
4月2日、北京動物園の東エリアにあるショップ街で飲食店8店が一斉オープンした。パンダ館の前にあるベーカリーショップにはパンダの形をしたマカロンがあり、頬の部分がほんのり赤く染まっていて、食べるのがもったいないほどかわいい。スタッフによると、パンダマカロンやアニマルクッキーは同動物園のオリジナル限定商品。同動物園で飼育されているかわいい動物たちをモチーフにしているという。
桜アイスは「春限定」ではなく年間通して販売へ
今年の春、玉淵潭公園の桜アイスが爆発的人気となった。人目を引く、春らしい色合いの桜アイスを見て、多くの人が財布の紐を緩め、写真に撮っている。実際に同公園に足を運んで食べることはできなくても、微信(WeChat)のソーシャル機能「モーメンツ」で見たことがあるという人も多いだろう。
玉淵潭公園の経営チーム責任者・張琪さんは、「6年の試行錯誤を経て、桜アイスはビジュアルだけでなく味もよくなった。今年、有名ブランドと提携して打ち出したアイスは、非常にソフトな口当たりで、香りもとてもいい。桜アイスはシチュエーションに合わせた商品で、今までは花見の季節だけ販売していた。しかし、花見のシーズンが過ぎても桜アイスを買いたいという観光客がたくさんいることに気付いた。そのため、桜アイスは桜の花のような『春限定』ではなくなっている」と説明する。
そして、「当公園は、『桜』という名物を活用して、桜アイスや桜の綿菓子、桜のシャボン玉などのような、ネット上で話題の文化クリエイティブグッズを打ち出している。今後、大ヒット商品が続々と誕生するだろう」と話した。
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