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中国ドラマが海外でも大人気 世界の200ヶ国・地域に進出
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· 2020-10-28 · ソース:人民網 |
タグ: ドラマ;海外進出;文化 | 印刷 |
四達時代は、複数の言語の翻訳チームを立ち上げ、翻訳、吹き替え作業の人材を現地で育成している。これまでに、「スターカップ中国映画・ドラマ吹き替えコンテスト」がタンザニアやナイジェリア、南アフリカなどで開催され、スワヒリ語、ハウサ語、ズールー語などの吹き替えの分野の人材を発掘してきた。
エジプトのカイロでは、Vibrationスタジオのスタッフが最近、中国ドラマ数十作品の翻訳作業を終え、アラブ諸国の多くのテレビ局で放送されている。責任者は、「翻訳のプロセスは、リメイクのプロセスでもある。細かな点の表現の仕方を何度も練り直し、言語をできるだけローカライズする。それらの仕事のほとんどを現地のスタッフが行っている」と説明する。
イラクの公共放送局・アル・イラキーヤの局長は、「とても自然なアラビア語の吹き替え版を見ると、現地の人々は中国の人々の現代的な生活を一層深く知り、社会の発展を感じることができる。これは、文化交流を実現するための重要な一歩だ」と語る。
ドラマが中国社会の発展・進歩を感じるツールに
ある専門家は、中国ドラマの海外進出が加速していることは、中国経済が急速に成長していることや文化の影響力が増していることの表れと見ている。多くの海外の視聴者は、「画面を通して、中国社会の発展と進歩を感じることができる」との声を寄せている。
ミャンマーの国営放送局「ミャンマーラジオTV局(MRTV)」の呉敏推局長は、「現代をテーマにした中国ドラマを当局で放送するのは、こうした優れた映画・ドラマ作品を通して、ミャンマーの人々に中国の社会発展を知ってもらいたいから」と話す。
中国ドラマを長期にわたって見ているというあるタイ人は、「ストーリーがおもしろいほか、現代ドラマを通して、中国の急速な発展、変化を見ることができるから」と話す。
チュニジアのある大学生は、「中国ドラマを通して、中国の改革開放の進展を理解したいと切望している。中国ドラマを見て、中国にはカンフーや太極拳、パンダだけでなく、急速な発展や現代化された便利な生活もあることを初めて知った」と話す。
中国とタイの映画・ドラマ文化交流に20年以上携わっている芸鼎伝媒公司(タイ)の張棟・董事長は、「中国ドラマは現在、海外でロケを行うだけでなく、グローバル化のスタイル採用に取り組み、外国人の役者、監督、チームを起用して、中国の物語を現地の言語バージョンの映画・ドラマにリメイクしている。また、海外の映画・ドラマ作品に投資し、グローバル化運営を行っている。そのようにして、海外の視聴者がより受け入れやすくなっている」と説明する。
エジプトの国家計画院のある研究員は、取材に対して、「中国もエジプトも映画・ドラマの生産大国で、映画・ドラマの分野の連携には大きな発展の余地がある。エジプトと中国は合作ドラマなどのスタイルを通して、連携のイノベーションを強化できる。それによりテレビ作品と現地の視聴者との距離が一層縮まり、民心の通じ合いが促進されるだろう」との見方を示す。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月28日
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