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最終回迎えた中国の異色オーディション番組「乘風破浪的姐姐」
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· 2020-09-08 · ソース:人民網 |
タグ: 番組;芸能人;文化 | 印刷 |
中国中央テレビ局(CCTV)は以前、同番組を、「番組設定に矛盾がある。実際は出演女性らが基準に順応しなければならず、彼女らのために基準を作っているのではない」と指摘していた。知名度や人気度の投票が行われるため、歌やダンスが得意ではなくても、視聴者に人気があるというだけで決勝ラウンドに進むことができる。韓国でアイドルグループMiss Aのメンバーとしてデビューした王霏霏(ワン・フェイフェイ)が最終メンバー7人に選ばれなかったため、ファンからは「納得できない」との声が続々と上がった。出演女性らがこれまで積み上げてきたものに全く目を向けず、「アイドル」としてのこれまでの基準で誰が生き残り、誰が落選するのかを決めるというスタイルを見ると、同番組は方向性を失ってしまったと言わざるを得ないだろう。話題の熱こそまだ冷めていないものの、同番組はその売り文句だった「無上の価値を誇る女性芸能人」という価値観からはかけ離れてしまい、視聴者は期待していた「無上の価値を誇る女性芸能人」を目にすることもできなかった。
それでも、風に乗ってやって来た女性芸能人たちはパワーあふれる美しさを披露してくれ、その継続して努力する姿は依然として、頑張って仕事をしている人たちに、プラスのエネルギーを伝え続けてくれた。23人の女性が最終的に「波を突破」できなかったのは、選抜スタイルに問題があったほか、その背後に様々な現実的要素もあり、無念さが残る結果となってしまった。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年9月8日
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