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歴史と現代が融合する都市・西安
  ·   2020-07-20  ·  ソース:人民網
タグ: 西安;歴史;文化
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西安の城壁は、中国で最も古い歴史を誇り、スケールが最も大きく、最も保存状態が良い古代の城壁。その全長は13.7キロで、14世紀に明の初代皇帝・洪武帝が統治している時代に、軍事防御システムとして建設が始まり、その後、何度も修繕、増築されてきた。その城壁は、歴代13王朝が都を置いた古都・西安の誇りとして輝きを放っている。

西安城壁(撮影・袁蒙)

西安市臨潼区にある華清宮は、温泉や古代建築物が集まる建築群で、唐の玄宗と楊貴妃のロマンチックな恋愛の舞台となったことで知られる。

しとしとと雨が降る華清宮(撮影・寇傑 )

「世界八番目の不思議」と呼ばれる「兵馬俑」は、死者の墓に副葬される明器の一種で、人や馬を原寸大でかたどった俑が埋納されている。それを通して、世界の人々は中国古代の初代皇帝・秦の始皇帝の軍隊を目にすることができる。兵士や馬、戦車などの俑があり、うち兵士は8000体以上、戦車は130台、馬は520頭、騎兵は150体ある。1987年9月、フランスのジャック・シラク大統領(当時)は、兵馬俑について、「世界には七不思議があるが、秦の兵馬俑の発見は八番目の不思議と言える。ピラミッドを見たことがなければ、エジプトに行ったことがあるとは言えず、兵馬俑を見たことがなければ中国に行ったことがあるとは言えない」と語った。

秦始皇帝陵博物院(撮影・袁蒙)

豊かな歴史だけなく、西安には息をのむような美しい自然の景色も広がる。西安市の南を東西に走る秦嶺山脈は、豊富な地質遺跡があり、雄大な風景が広がり、多種多様な生物が生息している。その素晴らしい環境と、豊かな歴史文化を一目見ようと、世界各地から学者や観光客が訪れる。

秦嶺山脈の驪山の夏を彩る可憐な花(撮影・袁蒙)

西安の人々は小麦粉を使った食べ物を好むことで知られている。なかでも最も有名で、人気なのがビャンビャン麺。長く、太く、まるでベルトのような麺であるため「陝西省の八不思議」に挙げられ、唐辛子などをかけて食べる。「ビャン」に相当する漢字は非常に複雑で、その画数はなんと58画。パソコンでも漢字入力することができないため、中国でも「biangbiang麺」と表記されるのがほとんどだ。

伝統的な西安の名物グルメ・ビャンビャン麺(撮影・袁蒙)

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