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木村拓哉がシェフ演じるドラマ「グランメゾン東京」が中国でも高い人気
  ·   2019-11-27  ·  ソース:人民網
タグ: ドラマ;レストラン;文化
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10月から放送されている木村拓哉や鈴木京香、及川光博らが主演するドラマ「グランメゾン東京」(TBS)が、5話連続で視聴率二桁台を保つなど、人気を博している。中国のコミュニティサイト・豆瓣のレビューも8.8ポイントと高い。木村拓哉が演じるフランス料理シェフの尾花夏樹は、同じ店で修業を積んでいた京野陸太郎と共に独立してパリに自分のレストラン「エスコフィユ」をオープンし、ミシュランから二つ星を獲得するまでに活躍するが、ある日、自分の店で開かれた日仏首脳会談の昼食会で出した料理に仏外務大臣がアレルギーを起こす食材のナッツが混入し、これについて追及する仏官僚を殴るという暴力沙汰を起こして逮捕され全てを失ってしまう。それから3年後、尾花は、早見倫子と共に、シェフとして再起を賭けた新しいレストラン「グランメゾン東京」をオープンし、三つ星獲得を目指して動き出す。人民網が報じた。

2007年に、ホテル・レストランガイドブック「ミシュランガイド」に、東京版が加わり、2018年末の時点で、日本のレストラン34軒が三つ星レストランとして収録された。うち、東京の三つ星レストランが最も多く13軒、パリの10軒を上回り世界で三つ星レストランが最も多い都市となった。同ドラマで尾花が作る料理は、12年連続でミシュランの三つ星を獲得している東京のフレンチレストラン「カンテサンス」が監修を務めている。

木村拓哉は、以前にバラエティ番組「SMAPxSMAP」で料理の腕前を披露していたものの、ドラマでシェフを演じるのは今回が初めて。同ドラマの放送が始まると、多くの視聴者から、「料理してる木村くんたんまり観れて最高」、「調理シーンがとても丁寧」、「彼の存在感と彼が放つインパクトは他の誰にも出せない」など絶賛する声が寄せられており、木村拓哉は天才シェフという役作りにも大成功。俳優として新たなキャラクターを増やした。

木村拓哉が主役を演じる近年のドラマの中で、「グランメゾン東京」が特に好評を博している理由は、木村拓哉の多くのファンが見ていることのほか、夢や仲間、生活といった、日本のドラマによくあるテーマを心を込めて描写していることがあり、お決まりのパターンであっても、視聴者はそこから誠実さを感じて、感動を覚えることができている。

同ドラマは24日までに6話分が放送されている。第1話で、尾花夏樹は、一緒に店を開く早見倫子と、共同経営者となる京野陸太郎を見つけ、第2話ではおいしい料理をうまく活用して「グランメゾン東京」をオープンするための融資獲得に成功する。第3話はWEB料理研究家・相沢瓶人が加わることになり、第4話では松井萌絵がパティシエを担当することに。そして第5話で、尾花と、以前に尾花の見習いをしていた平古祥平との間にあったわだかまりが解ける。このような展開の中で、3年前のナッツ混入事件の真相や尾花の元恋人、ライバルによる妨害、それぞれの登場人物の成長などが描かれている。「グランメゾン東京」のストーリー展開は非常にリズムが良く、毎回、大きな問題が起きるものの、すぐに解決されていく。また、次回をまた見たいという思いになるよう伏線が敷かれ、その起伏ある展開は視聴者を全く飽きさせない。

「グランメゾン東京」には、すでに大ベテランの領域に入っている俳優、女優が多数出演しているという特徴もある。大ベテランの役者は、役どころに限界があるというのが、芸能界を悩ます問題の一つだ。しかし、同ドラマに出演している役者らは決して「いつもの役どころ」を演じているという訳ではない。例えば、46歳の木村拓哉は、俳優として円熟の領域入っていても少年のような心を失っておらず、女性シェフ・早見倫子を演じる51歳の鈴木京香は、これまでは「気の強い女性」を演じることが多かったものの、今回は「ちょっとおバカなおばさん」気質の努力家へのイメチェンに成功している。また、52歳の沢村一樹、50歳の及川光博なども重要な役を演じており、それら実力あるベテラン俳優たちの見事な「競演」が、同ドラマの一番の見所となっている。登場人物は皆、自分の信念を抱きながらも、非常に慎重な一面も持ち合わせており、さらに、夢や自分の信念のために譲歩することも厭わないという共通点があり、それらが一つとなって、「同じ志を抱く仲間」、「同じ夢を抱く仲間と手を携えて前に進む」とはどういう意味かを、視聴者に教えてくれている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年11月27日

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