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中国の「無形文化遺産」が世界最多なのはなぜか?
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· 2019-11-08 · ソース:人民網 |
タグ: 文化遺産;伝統;文化 | 印刷 |
また、ドキュメンタリー「我在故宮修文物」、「了不起的匠人」、「本草中国」などが人気を博し、「無形文化遺産」を目で見て、耳で聞き、それに触れ、味わうことができる。
18年2月12日、四川省を視察した習近平総書記に、「無形文化遺産」の伝承人・頼淑芳さんは手作業で作り上げた布鞋を贈った。習総書記は、「お金を払って1足買いたい」と笑顔で言った。頼さんが送った靴は、大きくは32工程、細かく分けると100もの小さな工程を経て作られる「唐昌布鞋」だった。
「無形文化遺産」は今ではトレンド性が高まり、さらには一種の「ライフスタイル」にさえなっている。旧暦5月の端午節(端午の節句)は中国が起源で、ドラゴンボートレースが開催され、ちまきを食べ、ヨモギの束を魔よけとして戸口に飾り、雄黄酒を飲み、詩人・屈原を祀るという習慣が、これまで2千年以上も受け継がれてきた、その日は、賑やかな雰囲気の中で、懐かしい気持ちも抱きながら過ごす祝祭日だ。
テクノロジーは中国を変え、テクノロジーによって「無形文化遺産」は新時代においても輝きを放っている。ビッグデータ、人工知能、モバイル通信、インターネット、高速鉄道、航空などのテクノロジー分野のコア技術の発展により、「無形文化遺産」が多種多様なスタイルでPRされるようになり、中華の優秀な伝統文化に生気と活力が注がれている。
中華の優秀な伝統文化の代表である「無形文化遺産」は、各種国際的重大イベントや会議においてその存在感を増している。そして、さまざまな「無形文化遺産」の展示やデモンストレーション、体験などのブースが、国際文化交流イベントの「目玉」として注目を集めている。
17年6月、海外に設置されている中国文化センター29ヶ所が「伝承とイノベーション--中国『無形文化遺産』文化ウィーク」を同時開催し、約160のイベントが行われた。古風で品位ある「鳥虫篆」作品、美しい音色の昆曲、巧みに操られる木製の人形を使った京劇などの中国の無形文化遺産に、世界各地の人々が驚嘆の声を上げた。
中華民族の文化の優位性や独特の魅力が詰まった無形文化遺産は、世界のどこで紹介されても好評を博している。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年11月8日
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