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中国初の5G無感覚決済コンビニ、上海でオープン
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· 2019-09-25 · ソース:人民網 |
タグ: 5G;コンビニ;文化 | 印刷 |
「愛趣拿」という名のコンビニでは、入店前にQRコードをスキャンしミニプログラムを利用すると、入店後に棚の気に入った商品を手に持つかバッグに入れ、そのまま店を出ることができる。これは中国初の5Gネットワークを導入した「無感覚決済」コンビニで、虹口区のサポートを受け目立たず1カ月営業している。解放日報が伝えた。
虹口区汶水東路917号で、筆者は「愛趣拿」を見つけた。普通の店にしか見えなかった。店内の面積は100平方メートル弱で、白い看板に店の使い方が記されていた。1人だけの店員が使用方法を教えてくれた。微信(WeChat)で登録するとQRコードが出てきて、これを入口のゲートにかざせば入店することができる。
ここの商品は食品、飲み物、日用品が中心で、価格は一般的なコンビニと同等。筆者は1本6.5元(1元は約15.1円)の乳酸菌飲料を手に取り、出口のゲートから外に出た。その時スマホを見ると、6.5元が微信銭包から自動的に引かれていた。
「愛趣拿」の技術提供者で、芯翌智能取締役の張浩氏によると、これは5GとAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、体感赤外線及びモバイルネットワーク決済などを組み合わせた結果だ。100平方メートル弱の店内には50台以上の高画質スマート識別カメラが設置されており、AI視覚分析により入店した買い物客の購入行動をリアルタイムで追跡できる。棚にはセンサーが搭載されており、商品が持ち去られるとデータの変化が生じる。これは買い物客の購入行動と結びつく。買い物客が商品を持ち店を離れれば、登録された口座から料金が自動的に引き落とされる。
5Gはどこに活用されているのだろうか。「愛趣拿」は年末オープンを予定している臨港新業坊・虹口智立方パーク1期の入口に位置している。これは上海市全域初の5Gイノベーションパークだ。その周辺で、虹口区は中国移動(チャイナ・モバイル)などの通信事業者は十分な数の5G基地局を設置している。5Gは高性能視覚分析及びリアルタイム計算に必要な超広帯域を提供する。入店した買い物客は列に並ばず、立ち止まらず、決済しないという新たな買い物体験ができる。店で長時間勤務する店員は必要ない。5Gネットワークの低遅延の特徴により、買い物客は店を出る時に無感覚決済を体験できる。店を出てからほぼ同時に引き落としの通知が届く。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年9月24日
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