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自動運転車、世界が「中国の時間」を迎える
  ·   2019-08-27  ·  ソース:人民網
タグ: 自動運転;重慶;文化
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「山城」と呼ばれる重慶市は25日、摂氏40度の高気温の中、レーザーレーダー、カメラ、衛星測位システムを搭載した自動運転車31台が、追い越し、起伏の激しい橋の通過、歩行者に道を譲るといった15種類の複雑な交通シーンのテストを受けた。今後数日はさらに、高速道路での走行という重要なテストを迎える。新華社が伝えた。

中国国際スマート産業博覧会2019の会期中に開催されたi-VISTA「中国電信5Gカップ」は、自動運転車の正確な感知、迅速な判断などの能力を調べた。

小型車、大型車、清掃車などが出場した。現在の自動運転応用シーンの「百花繚乱」を反映。伝統的な自動車メーカー、ベンチャー企業、大学、研究機関から31チームが参戦。現在の中国において自動運転の研究開発がしのぎを削っている。

先進国は70年代という早い時期に自動運転技術の研究開発を開始していた。中国では1992年になり、ようやく国防科技大学が1台目の自動車コンピュータ自動運転システムを開発した。

スタートは遅れたが、十分な勢いを持っている。百度、アリババ、テンセントなどのIT大手、及び小馬智行などのスタートアップ企業が注目を集めている。米カリフォルニア州の車両管理局は先ほど「自動運転引き継ぎ報告書2018」を発表し、自動運転車の「平均無人運転距離」のランキングを作った。小馬智行は5位、百度は7位の好成績を収めた。

関係専門家は、中国の自動運転車のスマート水準はまだ米国と開きがあるが、中国独自の大量のデータ、政策の支援、民衆の基盤などの優位性が自動運転技術の実現を加速するとしている。

百度の創業者である李彦宏氏は26日のスマート博覧会ビッグデータスマート化サミットで、「中国は自動運転発展で、インフラの強みを持っている。路上テストで多くの設備を増やすことにより、安全性と効率を高めることができる」と述べた。

中国のトップクラスの5G技術は、自動車・道路のデータ共有を加速する。中国汽車工程研究院股フン有限公司(フンはにんべんに分)副社長、自動運転技術チャレンジカップグループ長の周舟博士は「非コネクテッドカーのコントローラーと演算装置は車に搭載されており、負担が大きすぎる。5G技術は車をモバイル端末にし、自動運転車のコストを引き下げている」と説明した。

今年のスマート博覧会では、テンセントの5G自動車・道路協同オープンソースプラットフォームは、人・自動車・道路・クラウドを効果的に結びつけ、正確な測位、死角の検査・測定などの問題を解消しようとした。アリババもインターネット自動車OS「AliOS」を引っさげて、自動車をスマート端末に構築しようとした。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年8月27日

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