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中国の映画観客はどの時期にどんなジャンルの映画を見ている?
  ·   2019-08-23  ·  ソース:人民網
タグ: 映画;消費;文化
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洋画21作品のうち、「ダンガル きっと、つよくなる(Dangal)」がインド映画であるのを除き、他の20作品は全て米国映画だ。そのジャンルはSF、アクションがほとんどで、スタイルやテーマは単一的だ。一方、中国国産の29作品はアクション、コメディ、恋愛がメインだが、ジャンルは多種多様で、大ヒットした青春映画、サスペンス映画、ファンタジー映画などもある。

上映時期別では、特に春節映画の興収が急増中 

1997年に「夢の請負人(原題:甲方乙方)」が、中国で初めて春節(旧正月)映画として公開され、その時から、中国にも上映時期という概念ができた。そして、長年の発展を経て、その概念も成熟してきており、ここ数年は、年末から年初の時期(11月末から3月初めにかけて)の重要なパートだった春節期間が切り離され、独立した上映時期とみられるようになってきた。

13年から、春節映画の興行収入は右肩上がりで増加し、13年に7億8千万元だった興行収入が19年には58億2600万元に達し、6年で約6.5倍増えた。特に17‐18年には、興行収入が70%増と激増し、春節映画の映画館観客着席率は普段を大きく上回っている。

家族が集まり一家団欒を楽しむというのが中国人の春節の過ごし方だが、今では一家そろって映画を見に行くというのが多くの人の春節のトレンドになっている。以前は、春節映画というと、コメディ映画やアクション映画がメインで、ハッピーな内容を家族が一緒に楽しく見るというのがほとんどだった。しかし、18年にはアクション巨編「紅海行動(オペレーション・レッド・シー)」が、19年にはSF大作「流浪地球(The Wandering Earth)」が春節映画として公開され、春節に上映される映画のジャンルを広げた。「流浪地球」は超本格SF大作で、その視覚効果もハイクオリティで、口コミも興行収入も非常に伸び、「中国SF映画元年」をスタートさせたと称された。 (編集KN)

「人民網日本語版」2019年8月23日

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