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北京に進出した書店・鐘書閣が大人気 地方のブランド書店も続々と
  ·   2019-07-17  ·  ソース:人民網
タグ: 書店;消費;文化
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鐘書閣北京店の向愛群店長にとって、ここ数日の経験すべてがまるで夢のような出来事だったという。向店長は、「北京店はから開店19日しか経っていないが、予想とは大きく異なった。これほどたくさんの人が来店するとは思ってもみなかった」と率直に語った。向店長は、「鐘書閣は2013年に上海以外の都市への進出を開始した頃から北京進出を考えていたが、いいきっかけがなく、2018年になってようやく実現に向けて動きだした。8ヶ月の準備期間を経て、北京店がついに開店した」と語った。鐘書閣の意図するところは、設計デザインの良さで客を引き付け、内容の良さで客の足をとめさせ、サービスの良さで客をファンにすることであり、こうした理念が北京の人々の心をとらえたことは明らかだ。

北京以外の地域の書店はなぜ続々と北京に進出しているのか。百道網(bookdao)CEOの程三国氏の分析によると、北京は文化関連消費の土壌が豊かで、読書人口と文化層が全国で最も多く、最も密集している。また、北京市は実体書店の発展を支援する優遇政策を打ち出しており、支援にこれまでにないほど力を注いでいる。さらに、消費習慣の変化にともない、北京のハイエンド書店の供給と需要の間に真空状態と新たな価値を生む余地が生じ、北京以外の地域の書店が発展のチャンスを見いだしている。程氏は、「北京以外の地域にある書店の北京進出はすでに趨勢となっており、しかも政策効果がはっきり表れていくのにつれて、より多くの北京以外の地域の優秀な特色あるブランド書店が北京に入ってくるだろう」と予測する。また専門家は、「北京以外の地域のブランド書店が北京に進出することで、北京の実体書店の競争が激化し、淘汰が進むだろう。核心競争力がある書店だけが、将来本当に生き残っていける」と予測している。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月17日

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