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ロボット産業の検査・認証、第1陣のプロジェクトが発表へ
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· 2016-10-18 |
タグ: ロボット;検査;文化 | ![]() 印刷 |
これは上海で開かれた、「国際ロボット検査・認証ハイエンドフォーラム2016」の記者会見で発表された情報だ。
中国自主ブランドの産業ロボットの年間生産台数は、2020年に10万台に、サービスロボットの年間売上は300億元(1元は約15.43円)を上回る見通しだ。しかし同時に、中国のロボット産業は現在も中核技術が不足しており、重要部品を輸入に依存している。さらに製品・集積・検査類の標準の遅れや不備といった問題がある。
国家ロボット検測・評定センターは2015年の設立以来、国内ロボット産業の健全な発展を促進するため「国家ロボット標準体制建設指南(2016年版)」と「中国ロボット標準化白書」を制定し、ロボット検測・認証連盟が設立された。
国家認証認可監督管理委員会認証監督管理部の徐秋媛所長によると、ロボット産業の検査・認証制は世界的な慣例だ。中国も第3者検査・認証機関がロボット完成品や重要部品の検査・認証を行うことを奨励し、認証・監督管理体制を改善していく。
国家ロボット検測定・評定センターは2015年10月に認証活動専門家チームを発足し、「産業ロボットの安全とEMC(電磁適合性)認証の実施規則」を審査・制定した。ロボット認証は産業ロボット、サービスロボット、無人機などの完成品と重要部品の安全認証、EMC認証、環境適応性認証などの多岐にわたる。このほど始動した第1陣の認証プロジェクトは、安全認証とEMC認証だ。
産業・サービスロボットの初の認証は、国内外の多くの企業が注目している。現在まで50社以上から製品認証に関する事項について問い合わせが寄せられているという。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年10月17日
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