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天気予報と体感気温、差が生じるのはなぜ?
  ·   2016-06-24  ·  ソース:人民網
タグ: 天気予報;気温;文化
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天気予報では本日の最高気温は30度だったのに、街を歩くと40度あるように感じる。私の感覚が間違っているのか、それとも気象台の予報が間違っているのか――このような経験や疑問を持ったことのある人も多いことだろう。光明網が伝えた。

この問題を明らかにするためには、次のことを理解しなければならない。つまり天気予報の気温と「体感気温」が、どのようにして導き出されるかだ。

気象部門の予想気温は、地上から1.5メートルの高さにある百葉箱内の気温だ。この百葉箱は広い芝生の上に設置される。気象台が使用している「気温」とは、その中で測定される気温のことだ。

体感気温は人体の気温に対する「感覚」が中心で、人の肌の温度と単純に理解することはできない。研究によると、人は同じ気温であっても、湿度、風速、日差し、着用している服の色、気分などによって異なる感覚が生まれるという。  (1)一定の風速により、体から発せられる熱が表面から吹き飛ばされる。気温が高くても、比較的涼しいと感じる。そのため一般的に、風速が大きいほど涼しく感じる。

(2)直射日光を浴びると体温が上がる。一般的に、曇りの日と晴天であれば、体感気温には4−6度、さらにはそれ以上の差が出る。

研究によると、気温30度でも、大気中の湿度が40−50%ほど、平均風速が毎秒3メートル以上の場合、人は暑いと感じない。しかし同じ気温であっても、湿度が80%以上で風が弱ければ、人は蒸し暑さを感じる。体の弱い人は熱中症になる。

つまり天気予報の気温とは、人為的もしくはその他の自然要因による影響を除く、自然状態の気温を指す。私たちが感じる気温は、この予想気温と、湿度、風速、日差し、衣服、気分などの影響を受ける体感気温のことだ。毎日の天気予報に注意する際に、関連する生活指数の予報にも注目し、暮らしと外出の計画を合理的に立てるべきだ。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年6月24日

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