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夏に着ると最も涼しい色は? 意外な答えが明らかに
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· 2016-06-14 · ソース:人民網 |
タグ: 夏;涼しい色;文化 | 印刷 |
夏に色の薄い服を着ると涼しく、濃い色は熱を吸いやすいと言われるが、これは果たして本当だろうか?今回の実験結果は、あなたの「世界観」を覆すかもしれない。広州日報が伝えた。
◆実験その1 5分間であれば白が最も涼しい
同規格の3色(赤、黒、白)のコットン製Tシャツを用意する。日差しの強い昼12時頃、3枚の服を屋上のコンクリートの上に置き、服の中に温度計を1本ずつ入れておく。
5分後、赤と黒のTシャツの温度計は40度以上に達したが、白のTシャツは38.7度だった。
◆実験その2 20分間なら赤が最も涼しい
ベランダの日光の当たる場所にござを敷き、同じような仕掛けを置き、実験を繰り返した。
屋外の気温は約32度だった。ござの上での実験で、温度計の限界に達することはなかった。日照時間を20分に延長したところ、実験結果に変化が生じた。赤のTシャツの温度計が36.5度と最も低く、白は37.1度、黒は36.9度で「逆転」が生じた。
実験結果によると、短時間の日照ならば白が最も涼しく、長時間ならば赤が最も涼しいということになる。 物理学者はこの実験結果について、「濃い色の服は熱を吸収しやすい。白は吸収しにくく、紫外線を反射できる。そのため短時間内であれば比較的涼しい。薄い色の服は一部の紫外線を反射するが、紫外線を吸収する能力は低い。赤色光は波長が長く、日光に含まれる多くの紫外線を吸収でき、日焼け防止効果が最も優れている。そのため長時間日光を浴びるならば、赤い服を着たほうが涼しい」と説明した。
衣服の耐紫外線性は、色のみで決まるわけではなく、材質とも関わる。コットン製の服のSPF(紫外線防止指数)は15−40、浅い色のポリエステル製の服は7−10、浅い色のメリヤス製の服は4−9。むき出しになる腕の肌は、絹製のショールや袖カバーで保護するべきだ。そのため紫外線対策をしたければ、深い色のコットン製の服が最適だ。
夏になると多くの男性は腕をむき出しにし、涼しいと感じる。しかしこれは間違いだ。気温が人の体温(36.8度前後)に近づくか、これを上回る場合、腕をむき出しにすると涼しくないばかりか、むしろ暑くなる。これは肌の温度が気温を上回らなければ、肌の熱を放射し分散させることができないからだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月14日
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