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国務院新聞弁公室「民族区域自治制度のチベットにおける実践成功」白書発表

 

また同白書は次のように指摘する。民族区域自治制度の実施は、西蔵の各民族が主人公となり、国と社会の本当の主人になる上で、制度的な保障を提供した。だが長年にわたり、ダライ・ラマ14世のグループが「西蔵独立」という政治的思惑から、「中間路線」を絶えず吹聴し、「大チベット区」や「高度な自治」を大々的に喧伝し、民族区域自治制度を否定し、民族区域自治制度の下での西蔵の発展・進歩を否定してきた。ダライ・ラマのグループの国を分裂させようとする行動は、中国の憲法と国家制度に完全に背くものであり、西蔵の各民族民衆の根本的利益を極めて大きく損なうものであり、西蔵の各民族民衆を含む中国国民全体の断固たる反対に遭い、失敗する運命から逃れられない。

同白書は、民族区域自治制度の下で、西蔵の経済社会の発展が絶えず新たなステージに進み、飛躍的な発展を遂げている。経済の急速な発展と社会の全面的な進歩により、西蔵の各民族民衆は実質的なメリットを享受し、民衆の生存権と発展権が効果的に保障され、社会は調和し安寧している。現在の西蔵は伝統と現代が交錯し融合する中で、その文化が新たな活力を絶えず放出していると指摘している。

同白書によると、長年にわたり、中央政府と西蔵自治区政府は、人々の宗教信仰の自由という権利を十分に尊重し、さまざまな宗教の各宗派をどれも平等に尊重し保護し、正常な宗教活動と信仰は法律によって保護されてきた。

また同白書は、西蔵自治区政府は経済の法則、社会の法則、自然の法則を遵守し、経済、社会、生態が調和し統一されることを重視し、持続可能な発展の道を歩むことを堅持してきた。ここ数年来、自治区政府は西蔵のエコ安全障壁の建設およびエコの西蔵・美しい西蔵の建設という戦略的目標をうち出し、西蔵の生態環境の保護・建設を全面的に計画し実施していると説明する。

同白書によると、過去50年間に、中国共産党と中央政府のしっかりした力強い指導の下、民族区域自治制度の実施を通じて、西蔵は遅れから進歩へ、貧しさから豊かさへ、閉鎖から開放へと移り変わり、社会制度は歴史的な飛躍を遂げ、社会の様相には驚天動地の変化が訪れた。事実が証明するように、民族区域自治制度の実施は、西蔵の歴史的発展と社会的進歩における客観的な要求であり、西蔵の各民族民衆の根本的な利益に合致することだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年9月6日

 

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