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世界反ファシズム戦争勝利70周年
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元八路軍日本人兵士・小林清さん「死して中国の魂に」

史を銘記し、平和を尊ぶ 

争終結後、小林清さんは日本には帰らず、愛する中国で暮らすことを選び、唯一の帰国しなかった「日本八路」となった。 

「父はこう言っていた。日本を愛している。日本は祖国であり、自分が育ったところだ。日本には身内や多くの懐かしい人たちがいる。でも自分は中国をより愛している。中国には多くの友たちがいるし、苦難に満ちた日々に自分と生死をともにし、患難をともにした中国の人々がいるからだ……」。そう語る小林陽吉さんの目に涙があふれた。「日本人として生まれた父は、死して中国の魂となった!」 

「父は晩年、清貧な生活をしていたが、子供たちに残した精神的遺産は十分に豊かなものだった。1994年、父が天津で亡くなった後、私は天津郊外に墓所を求め、父の遺灰の半分をそこに埋葬し、もう半分を日本に持ち帰って、長きにわたって異郷にあった父を祖国に帰してあげた。生きている間に祖国の土を再び踏むことはできないと分かっていた父は、死んだ後に、自分が人知れぬ苦労をして成し遂げたことを後世の人に理解してもらうことだけを望んでいた」。 

「70年が過ぎ、世界は大きく変わった。当時八路軍に加わった父はすでに故人となったが、『日本八路』の子孫として、私には父の願いを受け継ぎ、中国への愛を次の世代に伝えていく義務と責任がある。そしてもっと多くに人に、中日友好は得がたいものであり、大切にし、守っていなかければならないということを知ってほしい。史の針を戻すようなことをしてはならない。日中人民は幾世代にもわたって友好であり続けていくべきだ」。

「北京週報日本語版」2015年9月8日

 

 

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