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北京週報>>特集>>世界反ファシズム戦争勝利70周年
中国人民抗日戦争勝利70周年
>>アジアの反ファシズム戦争の主戦場として中国が果たした役割
 
外国人の目に映る抗日戦争 中国戦線は極めて重要

 

私は中国の抗日戦争史の研究を専門としているわけではないが、中国の第二次大戦史に関する書籍を多く読んできた。私が最も興味を持ち、同時に最も驚き、尊敬しているのは、日本軍と比べて明らかに装備が劣り、戦力が薄弱だった中国軍と国民が、懸命の思いで何年間も抵抗を続け、ついには日本の侵略者に打ち勝ったことだ。第二次世界大戦中の日本侵略軍に対する中国軍と国民の抵抗は、欧州戦線におけるナチスドイツに対するソ連の抵抗と同じく非常に重要である。なぜなら、中国の抵抗は日本の太平洋占領の計画をけん制・阻止し、日本の戦力を大きく消耗させたからだ。人民日報が伝えた。(文:リチャード・オウヴァリー・英国王立歴史学会フェロー、英国学士院会員、エクセター大学歴史学教授)。

西側諸国は第二次世界大戦史の研究で、もっと中国に注意を向けるべきだ。特に、東アジアおよび太平洋戦線での勝利に中国が果たした重要な役割は注目に値する。中国戦線は極めて重要であり、数百万の兵士が動員された。これは西側諸国が考えるような「副次的な戦場」では決してない。

中国を侵略した日本軍は中国で残忍な大規模虐殺を行い、一般市民を殺害し、抵抗する兵士を痛めつけ、罪のない女性や弱者を侵害した。中国共産党が指導する、全民族による抗日戦争は、日本の侵略者のたくらみを瓦解し、日本の中国占領を阻止し、いわゆる「大東亜共栄圏」建設の野心を砕き、日本の兵力をけん制し、第二次世界大戦の勝利に重要な貢献を果たした。果てしなく続く苦難に満ちた抵抗の中で、中国軍と国民は大きな犠牲を払った。

残念なことに、終戦から70年を迎えるにもかかわらず、西側諸国の人々は中国の抗日戦争の貢献についてほとんど知らない。多くの人は、中国が第二次世界大戦の連合国の4大国の1つであることを知らない。西側諸国の人にとって、かの戦争の最大の脅威はドイツであり、東部戦線であれ西部戦線であれ、ドイツに勝ったことが戦勝のカギとなったと見られている。一方、米国人にとっては太平洋戦線が重要だ。太平洋戦線は彼らにとって最大の脅威であるだけでなく、勝利を得る上で重要な場所となった。

中国の世界的な影響力が拡大するにつれ、西側の歴史研究書籍もアジア戦線に目を向けるようになり、研究において、日本の侵略への中国の大規模な抵抗と犠牲、中国が果たした大きな役割が注目されるようになった。代表的なものとして、オックスフォード大学ラナ・ミッター教授による「忘れられた盟友」(Forgotten Ally:China's World War II)が挙げられる。私は、これからも多くの中国の関連書籍と資料が英語に翻訳されることを望む。これは西側諸国の人々が中国の視点からの戦争を見直すのに役立つだろう。

戦争は残酷なものだ。戦争に関する歴史と記憶は現在への警告とすべきだ。戦争を発動し、他国の領土を侵略しようとする行為はいかなるものであっても受け入れられるものではなく、必ずや失敗するだろう。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年8月23日

 

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