私は1982年から七七事変の史料の整理に着手した。七七抗戦の主力軍は29軍だ。私は河南省固始県に行き29軍の高級将校・金振中氏を訪問、南京に行き29軍軍訓団の朱軍第三大隊副隊長を訪問、山西省太原市に行き29軍軍訓団の周樹一大隊長を訪問したほか、「七七事変」の目撃者、永定河管理処の元労働者も訪問した。訪問と資料の整理を通じて、七七事変の真相を明らかにした。
■村山富市氏が記念館を見学
新京報:深い印象を受けた来館者は。
郭景興氏:1995年に日本の村山富市首相が訪中した。同年5月3日に中国人民抗日戦争記念館を見学し、「歴史を直視し、中日友好、恒久平和を祈る」との言葉を残した。私は退職後、1998年に訪日した際、村山氏に再会した。話を交わす中で、村山氏は抗日戦争記念館を見学して心を揺り動かされたことに再び触れ、日本は侵略の歴史を反省しなければならないと語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月7日
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