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北京週報>>特集>>チベット自治区設立50周年>>本誌特別報道  
民宿経営で豊かさを手にしたチベット族一家

ラクさんの家に入ると、記者はすっかり目を奪われた。一階はすべてモダンなバーに改装され、バーに必要な設備が完備されていたのだ。夜に訪れたら、ここが一般のチベット族の家だとは思いもよらないに違いない。「客室もトイレも清潔にしています。清潔で衛生的であることが第一です」。ラクさんの妻、ゾンシャ(忠呷)さんは者にこう説明した。ゾンシャさんによると、この2年間、宿泊客はみなリピーターで、ラクさんの家のような宿泊条件を好む旅行客が多いという。ゾンシャさんが毎日家をきれいにするのは、もっと多くの旅行客に宿泊してもらい、自宅にいるような気持ちを味わってほしいからだ。 

格好よく明るい26歳の若者、ツォンウォンジャ(冲翁甲)さんはラクさんとゾンシャさんの息子だ。四川チベット語学校を卒業した後、ツォンウォンジャさんは他の人のように都市で仕事を探さず、雀児村に戻り、両親を助けて民宿を始めた。「最初はよその土地で働くことも考えましたが、村で農村観光を発展させようとしていることや、両親はそれほど中国語がうまくないことを考えて、帰ってきました」とツォンウォンジャさんは言う。 

「去年家に宿泊しに来たお客さんの中に、WIFIがないので泊まるのをやめた人がいました。我が家のサービス面の不足に気づき、すぐにWIFIを設置しました。田舎の民宿も情報化についていかないと」。そう語るツォンウォンジャさんは、自分のインターネット情報面の知識が両親の苦手な分野をちょうどカバーしていると考えている。 

ツォンウォンジャさんは次のように抱負を語った。「今年はインターネットを利用して地元の観光と民宿をアピールし、もっと多くの人に八美鎮や雀児村を訪れてもらい、SNSメディアを通じて情報を発信し、地元の人たちが観光業の発展を通じて豊かな生活を送れるようにしたいです」。 

道孚観光局の羅議学局長は次のように話す。「観光全域化を核心にして、新型都市化と農牧業の代化を統一的に計画し、推進します。県党委員会と県政府は、雀児村をどの家にも宿泊でき、どの家も観光収益を得られるような、民俗風情と宗教文化、自然生態を一体化した観光名所にする計画を打ち出し、観光業で八美雀児村を豊かにしようとしています」。

「北京週報日本語版」2015年6月25日

 

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