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北京週報>>特集>>チベット自治区設立50周年>>本誌特別報道  
老人ホーム生活を楽しむチベットのお年寄り

 本誌記者 馬 力 

「ここに住んでいるお年寄り全員に対して、実の親のように接し、家族のような温かさを感じてもらえるようなサービスを提供している」。3月27日、チベット自治区ラサ市タクツェ(達孜)県デチェン(徳慶)鎮にある金葉敬老院で、テンジンチョマ(旦増卓瑪)院長は記者にこう語った。

金葉敬老院のお年寄りたち (馬力撮影)

当日午後、タクツェ県党委員会宣伝部の文芸公演団が金葉敬老院の高齢者たちのために歌や舞踊を披露し、共に「3・28」チベット百万農奴解放記念日を祝った。 

マニ車を回しながら、チベット情緒たっぷりの歌舞を楽しみ、たびたび演目に合わせて鼻歌を歌い、元気いっぱいで満面に笑みを浮かべたお年寄りたち。気分が高揚すると、心からの感謝を表すため、演技者にチベット式のスカーフ「カター」を捧げた。 

敬老院の入居者は皆タクツェ県の高齢者で、伴侶に先立たれた人や独り身だった人たちだ。多くは子供がおらず、労働能力も収入もない。2009年、現地政府はこれらの高齢者の面倒を見るため、金葉敬老院を設立した。また数回にわたって付属施設や院内の環境を改造し、投資総額は1500万元余りに上っている。 

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