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米軍に対する日本軍の残虐行為を暴露、抗日戦争時の米側史料を公開

 

四川省にある建川博物館の樊建川館長はこのほど、余り知られていない米国側史料の一部をメディアに紹介し、抗日戦争時の中国共産党軍の優れた品性と米軍兵士に対する日本軍の残虐行為を明らかにした。

■「軍紀厳正、命令は必ず実行」

建川博物館は民間博物館で、抗日戦争時に中国を支援した米空軍を記念する「フライング・タイガース奇兵館」があり、抗日戦争時の米軍の文書や物品多数を所蔵している。「フライング・タイガース奇兵館」には「秘密」と記された「米軍パイロット華北地域避難注意事項」が展示されている。1945年6月1日に米戦争省の配布した重要文書であり、八路軍と新四軍の基本的状況、華北地域の地理地形、日本占領区および連合軍分布区の具体的位置、緊急着陸時の生存方法を詳細に紹介している国家一級文物だ。次のような記述がある。

1「中国北部には共産党の軍隊が2つある。1つは第18集団軍(八路軍)で、黄河以北の主要地域を支配している。もう1つは新四軍で、黄河以南の地域を支配している」

2「一般的に言って、共産党軍の士気は高い。彼らは誰のために戦うのかを知っており、敵が野蛮な習性の日本軍であることもよく分っている。軍紀は厳正で、命令は必ず実行する。幹部は普通の兵士にとても友好的だ」

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