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北京週報>>特集>>中仏国交樹立50周年>>本誌特別報道  
中仏が全面的なパートナーシップを確立

 

シラク仏大統領は五月十五日に北京に到着し、四日間の中国訪問を始めた。シラク氏はこの十四年らい中国を訪問した最初のフランス大統領である。

同十五日、江沢民国家主席はシラク大統領と会談をおこない、次のように述べた。シラク大統領の訪中は両国関係における大きな出来事であるばかりか、世界でも注目される重要な出来事でもある。中国は一貫して中仏関係を重視し、フランスと長期的かつ安定した友好協力関係を確立したいと思っている。

中仏の間にはいくつかの食い違いも存在しているが、双方は相互尊重、平等的な付き合い、共通点を求め、相違点を残すという精神を踏まえて、対話を通じて理解と信頼を深め、共通の認識を拡大し、食い違いを縮小することができる。江沢民氏は、台湾に向けての兵器売却と人権問題についてのシラク大統領の理性ある決定と中仏の全面的なパートナー·シップ確立を促進するための努力に敬服の意を表した。

シラク仏大統領は次のように述べた。フランスとヨーロッパは中国を重視している。なぜなら、中国は二十一世紀において世界の運命に大きな影響を及ぼすからである。フランスとヨーロッパの対中政策は新しい発想、新しい視点を必要とする。

江沢民氏はさらに次のように述べた。近年、双方がこの面で努力してきた結果に喜びを覚えるものである。中仏の経済貿易関係がひきつづき強化されるものと信じる。

二人の指導者は、経済貿易関係は両国の全面的なパートナーシップの重要な構成部分であり、世界が多極化に向けて発展している情勢の下で、中仏両国が国際問題をめぐって協力を強化することに同意した。中仏は安保理常任理事国として、相互間のコミュニケーションをいっそう強化し、国連の改革を促し、軍縮を促進し、国際的テロリズムとたたかい、開発援助を強化し、多角的貿易を支持し、世界の多様性を保つ面で立場を協調させるべきである。

江沢民氏は「中国は従来国際問題におけるフランスの重要な地位と影響力を重視している」と述べた。

会談が終わった後、江沢民氏とシラク氏は、環境保全、原子力の平和利用、医療衛生·保健、農業、牧畜業、宇宙空間の利用などについての六つの政府間協力の取り決めの調印式に出席した。

李鵬総理と喬石全人代常務委員会委員長は五月十六日それぞれシラク大統領と会見した。この二人の指導者は会談の中で次のように指摘した。江沢民氏とシラク氏が調印した「中仏共同コミュニケ」は当面世界が直面している大きな問題についての両国の共通の認識を総括し、二十一世紀に向けてのパートナーシップを確立するための両国の願いと決意を明らかにした。

五月十八日、訪中を終える前に、シラク大統領は上海で六百余人の大学生と学者に対して演説をおこない、仏中両国は「多極化された、協調的な、安定した世界を構築するために建設的な努力を払うことが可能である」と述べた。シラク大統領は中国がこれまで二十年間にあげた経済発展の成果を高く評価するとともに、フランスとEUはいずれも中国が一日も早くWTOに加入すると望んでおり、それを促すため、フランスとEUは交渉が成功をめざしてそれぞれ努力するであろうと述べた。

「北京週報日本語版」1997.NO.22

 

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