Imprimer cet article

Commenter cet article

北京週報>>特集>>中仏国交樹立50周年>>本誌特別報道  
中仏の外交関係樹立を祝う

 

中華人民共和国とフランス共和国は外交関係をうちたて、大使を交換することに決定した。これはよろこばしいことである。

中国とフランスが外交関係をうちたてたのは、両国人民の利益にかなったことである。中国とフランスの両民族はともに偉大な民族であり、ともに国際関係で大きな役割をはたしている。中仏両国の社会制度はことなるが、われわれ両国人民はともに平和を愛し、また伝統的な友情をもっている。中国とフランスが正常な外交関係をうちたてたことは、両国人民のあいだの友宜をいっそう深めるのに役だち、両国の経済的、文化的連けいをつよめるのに役だつばかりでなく、社会制度のことなる国ぐにの平和共存を実現させるのに役だち、世界平和にも役だつであろう。

わが国外交政策のいまひとつの大きな成果

中国とフランスが外交関係をうちたてたことは、わが国外交政策のいまひとつの大きな成果である。わが国の政府は平和共存の五原則の基礎のうえにたって社会制度のことなるあらゆる国と平和に共存することを一貫して主張してきた。中華人民共和国の成立後、毛澤東主席は、「平等、互恵、ならびに領土主権の相互尊重などの原則を遵守しようとのぞむいかなる外国政府とも、本政府はひとしく外交関係をうちたてたい」と宣言した。

十四年らい、わが国はこうした原則にもとづいて、すでに四十数ヵ国と国交をうちたて、友好関係を発展させてきた。まだわが国と外交関係をうちたてていない多くの国にたいしても、われわれは人民間の友好往来の強化につとめている。国際問題におけるわが国の役割と影響は日ましに大きくなっている。わが国の国際的地位と国際的声望も日ましに高まっている。われわれの友はあまねく全世界にいる。

アメリカの「不承認」政策の破産

アメリカ帝国主義はあらゆる手をつくして中国の孤立化をくわだてている。アメリカ帝国主義はかたくなにも「中国不承認」政策をとりつづけ、他の人びとをもむりやりにこの政策にしたがわせようとしている。だが、このようなばかばかしい駝鳥政策は、アメリカ帝国主義が中国を敵視しながらも、打つ手がないという窮状をさらけだす以外、はたしてどのような役割をもちうるだろうか。

中華人民共和国の存在はひとつの客観的現実である。他人が承認すると承認しないとにかかわりなく、偉大な中華人民共和国はあいかわらず存在し、発展し、成長している。アメリカ帝国主義は大物きどりで、他のものよりずばぬけていると思いこみ、じぶんが中国を承認しないかぎり、中国は孤立するものと考えているが、これはまったくの夢想にすぎない。事実が証明しているように、ますます孤立しているのは中国ではなくて、中国を承認しないアメリカ帝国主義である。中国とフランスが外交関係をうちたてたことは、アメリカ帝国主義とその追随者の中国孤立化の陰謀がかならず徹底的に破産する運命にあることを、またしても立証したものではないだろうか。

アメリカ帝国主義の「不承認」政策はもはや袋小路にはいりこんでしまった。このような苦境からぬけ出すために、近年、アメリカ帝国主義は「ふたつの中国」の陰謀をもてあそび、これによって中国の領土台湾の長期不法占領を合法化しようと夢みている。

「ふたつの中国」は白昼夢

中国政府と中国人民は「ふたつの中国」をつくりだすアメリカ帝国主義の陰謀にだんこ反対している。「ふたつの中国」をつくりだす陰謀はすべて、いかなるばあい、いかなる形であらわれるにしても、中国政府と中国人民は絶対にこれをゆるすことができない。中国のこうした、確固不動の立場は、全世界に知られているとおりである。中国とフランスが外交関係をうちたてる前後、アメリカの新聞、雑誌は、中国がすでに「ふたつの中国」に反対する態度をやわらげた、中国とフランスの外交関係樹立は「ふたつの中国」のために大きなとびらを開いたなどとさわぎたてているが、これはまったく下心のある歪曲であり、白昼夢でもある。

わが国外交部のスポークスマンが二十八日に発表した声明も指摘しているように、中華人民共和国政府は中国人民を代表するただひとつの合法的政府として、フランス共和国政府と話しあい、両国の外交関係樹立の取りきめをむすんだ。世界にはただひとつの中国しかない。それは中華人民共和国である。中華人民共和国は中国のただひとつの合法的政府である。蔣介石一味ははやくも一九四九年に中国人民のため打倒されてしまった。かれらはアメリカ帝国主義に飼育されるひとにぎりの亡命者にすぎず、もともと中国人民を代表するいかなる資格ももっていない。ある国の新しい政府を承認するということは、この国の人民が打倒したふるい支配グループをもはや承認しないことを意味する。これは各国にひろくみとめられている国際的な慣例である。したがって、どの国が中華人民共和国政府を承認するとしても、それはいうまでもなく台湾で余命をつないでいる蔣介石一味をもはや承認しないことを意味しており、当然のこととして、この一味の代表が中華人民共和国の代表と同時にこの国またはすべての国際機構に存在することをゆるすことはできない。

アメリカ帝国主義は国際関係正常化の最大の破壊者

台湾は中国領土のわかつことのできない一部であって、「独立した政治単位」などというものではまったくない。蔣介石一味はただアメリカ帝国主義の武力で保護されていたからこそ、こんにちまで台湾にのさばりかえっておれたのである。わが国が自国の領土台湾にたいしてもつ主権は、アメリカ帝国主義や他のいかなる人も絶対にかえることができない。中国人民はかならず台湾を解放する。われわれはじぶんが適当と見なす方式で台湾を祖国のふところに復帰させる権利を完全にもっている。「ふたつの中国」をつくりだして、台湾を中国の版図からきりはなそうとするいかなる陰謀も、中国人民は断固としてこれを粉砕する。

いうまでもなく、中国とフランスが外交関係をうちたてたことは、ひたすら中国の孤立化を夢みるアメリカ帝国主義とその追随者にとってひじょうに不愉快なことである。だが、不愉快だからといってどうすればいいのか。他の国はいつまでもアメリカ帝国主義の意のままに事をはこぶほかはないとでもいうのだろうか。

アメリカ帝国主義は一貫して、中国と他の国ぐにが正常な関係をうちたて、発展させることをさまたげ、これを中国孤立化のひとつの段どりにしようとしてきた。中国とフランスの外交関係樹立が公表されてのち、アメリカの国務省はあろうことか声明を発表して、中国を中傷するとともに、フランス政府の決定に「遺憾」の意をあらわした。このことはアメリカ帝国主義があくまで中国敵視政策を放棄しないことをものがたるばかりでなく、アメリカ帝国主義者が国際関係正常化の最大の破壊者でもあることをものがたるものである。だが、アメリカ帝国主義がいかに攪乱するとしても、中国がますます多くの国と友好関係をうちたて、発展させるのは、必然のなりゆきであって、だれもこれをはばむことは絶対にできない。

中国人民は中国とフランスの外交関係樹立を歓迎する。われわれは中仏両国人民の友宜が日ましに深まり、中仏両国の友好関係がいちだんと発展することをこころからねがっている。

「 北京週報日本語版」1964.NO.5

查查日语在线翻译
查查日语在线翻译: