習近平国家主席は2日、21世紀理事会北京会議の外国側代表と人民大会堂で会見した。
習近平国家主席は2日、21世紀理事会北京会議の外国側代表と人民大会堂で会見し、中国の発展路線、改革開放、経済情勢、対外政策を明らかにした。
習主席は「今回の会議は『中国を読み解く』をテーマとしており、中国と外国との相互理解の強化に資する。中国国民は現在、奮闘目標『2つの百年』と中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に努力している。中国の夢は素晴らしい生活を追求する中国国民の夢と相連なっており、平和と発展を追求する各国民の夢とも相通じる。中国の夢を実現するには、われわれは中国の特色ある社会主義の道を堅持しなければならない。この道は中国国民が長く苦しい探索を経て見いだした正しい道だ」と説明。
「中国は世界の注目する発展の成果を上げたが、依然として世界最大の発展途上国であり、依然として、そして今後も長期間にわたり社会主義初級段階にある。中国の発展は任重くして道遠しだ。われわれの最重要任務は依然として発展の問題の解決、民生の改善だ」と述べた。
また「現在、中国経済は安定の中で進展を遂げている。上半期の国内総生産(GDP)成長率は7.6%で、第3四半期は7.8%に達した。われわれは経済発展方式の転換、経済構造の調整に取り組み、新型の工業化、情報化、都市化、農業近代化を加速している。中国経済の発展を支える内生要素は十分だ。われわれは持続的で健全な経済成長の維持に自信を持っている。中国がいわゆる中所得国の罠にはまることはない」と説明。
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