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北京週報>>特集>>中国共産党第18期三中全会>>歴代の三中全会  
中国共産党第十一期中央委員会第三回総会コミュニケ

(四)

会議は、毛沢東同志の提唱したマルクス主義の学風、つまり唯物論的思想路線の堅持をよりよく受け継ぎ、発揚する問題について、掘り下げた討議をおこなった。会議は、全党の同志と全人民がマルクス•レーニン主義、毛沢東思想の導きのもとに、思想を解放し、新しい状況、新しい事物、新しい問題の研究につとめ、実事求是、すべてを実際から出発させる、理論と実際の結合という原則を堅持してのみ、わが党は活動の中心の転換を順調に実現できるのであり、四つの現代化実現の具体的な過程、方針、方法、措置を正しく解決し、生産力の急速な発展に照応しない生産関係と上部構造を正しく改革することができるのである。

二年来、林彪、「四人組」を掘り下げて摘発、批判する闘争を通じ、かれらに転倒された多くの思想上、理論上の是と非を正してきた。だが、いまなお実事求是の態度で大胆に問題を提起し解決する勇気をもたない同志が少なからずいる。こうした状態は特定の歴史的条件のもとに形成されたものである。総会は、全党の同志と全国人民に、ひきつづき林彪、「四人組」の精神的カセをうち砕き、同時に断固として権限が過度に集中する官僚主義、賞罰が不明確である現象および小生産の習慣の力の影響を克服して、思想を解放し、「機械を動かす」ことに役立てるよう要求する。

会議は、実践こそ真理を検証する唯一の基準であることについての討議を高く評価し、これは全党の同志と全国人民が思想を解放し、思想路線を正すのを促す上で深遠な歴史的意義をもっている、と考える。一つの党、一つの国、一つの民族が、すべてを書物から出発させ、思想の硬直化をきたすならば、前進することはできなくなり、その生活機能は停止し、党を亡ぼし、国を亡ぼすことになる。

会議はつぎのように強く指摘した。毛沢東同志が長期にわたる革命闘争を通じてうち立てた偉大な功績は消し去ることのできないものである。かれの卓越した指導がなかったならば、毛沢東思想がなかったならば、中国革命はいまなお勝利するにいたっていない可能性が極めて大きく、それだと中国人民はなお帝国主義、封建主義、官僚資本主義の反動支配のもとにおかれ、わが党はまだ暗黒のなかで苦闘していただろう。毛沢東同志は偉大なマルクス主義者である。かれは自分を含む何人にたいしても、常に一が分かれて二になるという科学的態度を堅持した。一個の革命指導者に欠点も誤りもないことを求めるのはマルクス主義ではなく、毛沢東同志の自分自身にたいする一貫した評価にも合致しない。理論分野における党中央の崇高な任務は、全党と全国人民が毛沢東同志の偉大な功績を歴史的に、科学的に認識し、毛沢東思想の科学体系を全面的に、的確に把握し、マルクス•レーニン主義、毛沢東思想の普遍的原理と社会主義的現代化建設の具体的実践を結びつけるとともに、新たな歴史的条件のもとでそれを発展させるよう、指導し、教育することである。

総会は、文化大革命についても、歴史的に、科学的に、実事求是の態度で見なければならない、と考える。毛沢東同志がこの大革命を起こしたのは、主としてソ連が修正主義に変わったことに鑑み、修正主義に反対しそれを防止する見地からである。実際の過程におきた欠点や誤りについては、適切な時に経験教訓として総括し、全党と全国人民の認識を統一するのは必要であるが、性急にやるべきではない。これはわれわれが実事求是の態度で歴史的に残されたすべての問題を解決することに影響もしなければ、われわれが力を集中して四つの現代化実現を速めるという当面のもっとも偉大な歴史的任務にもなおさら影響しない。

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