2012年11月29日、習近平総書記は「復興の道」展を見学した際、「誰しも理想や追い求めるもの、そして自らの夢がある。現在みなが中国の夢について語っている。私は中華民族の偉大な復興の実現が、近代以降の中華民族の最も偉大な夢だと思う。この夢には数世代の中国人の宿願が凝集され、中華民族と中国人民全体の利益が具体的に現れており、中華民族1人1人が共通して待ち望んでいる」と指摘した。
2012年11月29日、習近平総書記は「復興の道」展を見学した際、「過去を振り返ると、立ち後れれば叩かれるのであり、発展してこそ自らを強くできるということを全党同志は銘記しなければならない。現在を見極めると、道が命運を決定づけるのであり、正しい道を見出すことがどれほど難しく、われわれはこれを揺るがず歩んでいかなければならないということを全党同志は銘記しなければならない。未来を展望すると、ビジョンを現実化するにはまだ長い道程があり、われわれは長期間にわたり苦しい努力を払う必要があるということを全党同志は銘記しなければならない」と指摘した。
2013年3月17日、習近平国家主席は第12期全国人民代表大会第1回会議の閉幕式で演説を行い、「小康(ややゆとりのある)社会の全面完成、富強・民主・文明・調和の社会主義現代化国家の完成という目標の達成、中華民族の偉大な復興という夢の実現は国家の富強、民族の振興、人民の幸せを実現させるものである。中国の夢とはつまり人民の夢であり、人民と共に実現し、人民に幸せをもたらすものだ」と述べた。
2013年3月25日、習近平国家主席はタンザニアで行った重要演説で「真・実・親・誠」の4文字で新時代の中国の対アフリカ政策を明らかにし、「中国人民は中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けて努力し、アフリカ人民は連合自強と発展振興というアフリカの夢の実現に向けて努力している。中国とアフリカの人民は、団結と協力、相互支援と援助を強化し、それぞれの夢の実現に向けて努力し、国際社会とともに、恒久的平和と共同繁栄という世界の夢の実現を推進し、人類の平和と発展のために新たな、より大きな貢献をしていく」と表明した。
2013年4月28日、習近平国家主席は中華全国総工会による全国労働者模範代表との座談会に参加し、「国民が歴史を作り、労働が未来を切り開く。私たちが目標を実現し、美しい未来を切り開くためには必ず国民に依存しなければならない。勤勉な労働、誠実な労働、創造性のある労働により、中国は労働者階層の役割を十分に発揮する必要があり、輝ける歴史上の自発的な精神、熱意ある労働力と創造力を奮い起こさなければならない」と述べた。
2013年5月2日、習近平国家主席は北京大学考古文博学院2009年度本科中国共産主義青年団支部の全学生宛の返書で、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するために奮闘するとの彼らの理想と志を評価したうえで、青春の時を大切にし、奮起して立派なことをなし、時代の先頭を勇敢に歩む奮進者、開拓者、奉仕者となるよう激励した。
2013年5月4日、習近平総書記は、中国航天科技集団公司中国宇宙技術研究院を訪問した際、各界の優秀な青年の代表と懇談し、「歴史と現実が示すように、青年の世代が理想を持ち、使命を担えば、国家に前途が開け、民族が希望を持つことができ、われわれの発展目標の実現に尽きることなき強大な力が注がれる。中華民族の偉大な復興は無数の青年による奮闘のリレーの中で最後には現実に変わる」と指摘した。
2013年6月7日、習近平国家主席とオバマ米大統領は米カリフォルニア州の故ウォルター・アネンバーグ氏夫妻の旧邸宅で首脳会談を行った後、共同記者会見を開いた。習主席は「中国は断固として平和発展の道を歩み、改革を深め、開放を拡大することで、中華民族の復興という『中国の夢』の実現に取り組み、人類の平和・発展という崇高な事業の促進に努める、とオバマ大統領に明確に伝えた」「『中国の夢』とは、国の富強、民族の復興、国民の幸福を実現することで、平和・発展・協力・ウィンウィンの夢だ。『アメリカン・ドリーム』を含む世界各国の国民の夢と相通じる」と述べた。
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