電波が天地を飛び交い、夢が宇宙の彼方に向かう。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は24日午前に北京宇宙飛行制御センターを訪れ、ドッキング目標機「天宮1号」で任務遂行中の有人宇宙船「神舟10号」の宇宙飛行士の聶海勝氏、張暁光氏、王亜平氏に親しく声をかけ、党中央、国務院、中央軍事委員会、全国の各民族を代表し、3人の宇宙飛行士を心から労った。人民日報が伝えた。
神舟10号が6月11日に打ち上げられてから、習主席は任務遂行中の3人の宇宙飛行士に関心を寄せていた。習氏は宇宙船の打ち上げ前、宇宙飛行士が宇宙でちまきを食べ、特別な端午の節句を過ごせるよう、関係者に指示を出していた。習主席は今回、北京宇宙飛行制御センターを自ら訪問し、宇宙飛行士を励まし、期待を述べた。
習主席は8時30分頃に北京宇宙飛行制御センターを訪れた。習主席は天宮1号と神舟10号の有人宇宙飛行任務の進捗状況に耳を傾けると、任務が獲得した各成果を高く評価した。
8時38分、天宮1号と神舟10号は合体しながら、祖国の上空を飛行した。習氏は飛行制御ホールの指揮席の前で、送話器を手にして宇宙飛行士を話をした。習主席はほほ笑みながら、飛行制御ホールの巨大電子スクリーンに目を向けた。スクリーンには天宮1号内のリアルタイムの画面がはっきりと映し出された。3人の宇宙飛行士は一列に並び、元気があふれ自然な様子だった。
習主席:皆さん、お疲れ様です。全国の人民が皆さんに注目し、関心を寄せています。私は党中央、国務院、中央軍事委員会、全国の各民族を代表し、皆さんに心からの労いを表明します。
聶氏:習主席と全国の人民に感謝します。
習主席:宇宙で生活を始めてもう13日になりますが、私たちは皆さんのことが気がかりです。今は全体的に見てどうですか。健康状態はどうですか。作業は順調に進んでいますか。
聶氏:習主席のお気遣いに感謝します。私と張さん、王さんの健康状態は良好で、各作業も計画通りに進んでいます。中華民族の「宇宙の夢」の実現に貢献でき、私たちは誇らしく感じています。
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