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北京週報>>特集>>「天宮1号」 宇宙へ>>「神舟10号」 「天宮1号」と有人ランデブー>>フォト  
中国初の宇宙授業 その全過程を追う

 

◆シーンその二 宇宙の体重計

宇宙飛行士の実演は、学生らに疑問をもたらした。無重力環境において、宇宙飛行士は自分が太ったか、それとも痩せたかを調べたい場合、どうするべきか?この場合は、質量測定装置が役立てられる。これは天宮1号の壁に取り付けられた、支持台のような形をした装置だ。聶氏が自らを支持台の一端に縛り付け、王氏がその支持台を外側に引っ張り、そっと手を放すと、支持台はバネの力により元の位置に戻った。測定の結果、聶氏の体重が74キロであることが分かった。

王氏は、天宮内の質量測定装置は、ニュートン力学の運動の第2法則(物体の受ける力=質量×加速度)を応用していると説明した。実験に使用されたバネは永久に不変の力を生むことができ、加速度を測定できるシステムも採用された。これにより、運動の第2法則を使うことで、身体の質量を計算できるようになった。

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