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北京週報>>特集>>中国共産党第18期3中総会>>本誌特別報道  
中国経済に見え隠れするデフレの影

 

今後の情勢は?

今後、中国経済のデフレはどの程度になるだろうか?商務部研究院国際市場研究部研究員の張小兪氏は、「今後の国際大口商品価格動向から手がかりを見つけることができる」と話す。

張小兪氏によると、今年に入ってから、国際大口商品価格は全体的下落傾向にあるという。5月末現在、エネルギー商品のうちブレント原油が10.8%、ドバイ原油価格が8.3%それぞれ下落し、豪州産動力炭価格(BJI)は7%下落した。また、穀類植物油脂製品のうち、シカゴ商品取引所の小麦先物価格は7.6%、トウモロコシ先物価格は4.9%それぞれ下落。金属鉱産物価格の下落はさらに顕著で、ロンドン金属取引所の非鉄金属価格6種類の下落幅は10%~15%だった。またニューヨーク商品取引所の金価格は17.8%、銀価格は27.4%それぞれ下落した。

市場情勢から見て、大口商品は新たな投売りブームに直面しているように見える。しかし全体としては、今後、大口商品価格変動幅は比較的大きいものの、どちらか一方に偏ることはないと見られる。

「今年と来年の2年間、大口商品価格は上昇基盤もないが、大幅下落が続くこともないだろう。長期的見通しは明るく、短期的には下落しやすく上昇は難しい。そして頻繁に価格が変動する」と張小兪氏は言う。

これは、今後2年、中国経済はデフレ傾向が続くが、経済を「ハードランニング」させるようなデフレは起こらないことを示している。

 

「北京週報日本語版」2013年6月18日

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