年間の経済データはまだ発表されていないが、中国経済動向が「緩中趨穏（緩慢から安定へ）」から「筑底回昇（底を打って回復）」へと向かう道筋は、はっきり確認することができる。ＧＤＰ成長は７．５％以上、ＣＰＩは通年で３％を超えず、ＧＤＰ成長率・物価ともに安定という目標の実現は間近だ。党の第１８回全国代表大会は経済の持続的かつ健全な発展の推進を強調。また経済法則を尊重し質と効果の高い持続可能な発展スピードで、絶えず経済発展方式を転換し経済構造を最適化しながら成長することを要求した。

 １～１１月、江蘇省連雲港港の累計貨物取扱量は１億７０００万トン、同期比で１０．９％増となった。そのうち外国貨物取扱量は９１２０万トンで、同期比６．８％増だった　（王春撮影）