2012年は米国、ロシア、フランス、エジプトなど世界39カ国で国家指導者か議会の選挙が行われた。そのうちある者は再任され、ある者は「後継者」に地位を譲り、男性を退けて当選した女性もいれば、当選したばかりなのに前途の見えない者もいる。結果からして、大国間関係は全体的に安定を保った。エジプト、ギリシャ、朝・韓・日3カ国の指導者交替は中東の情勢不安定、欧州信用不安、東北アジアの安全にとって指標的意義を持っている。選挙結果の世界構造と地域情勢への影響は次第に明らかになりつつある。
5月7日、ロシア中央選挙管理委員会は大統領選挙を総括し、4日に行われた大統領選挙の投票率は65.34%で、得票率63.6%でプーチンがロシアの新大統領に選ばれたと発表した (新華社/AFP) |