■ふれあいによる理解を目指して
今回の講座で特にすばらしかったのは、京劇役者である先生の体験してきたお話を聞くことができたところです。京劇の基本的な知識だけではなく、実際に役者がどのような訓練をしているのか、師匠からどのような教えを受けるのか、という生き生きとした内容はとても興味深く、貴重なものでした。
この講座を通して中国の文化や歴史の奥深さに少し触れることができました。これをきっかけに、京劇についてそして、中国の歴史について少しずつ自分なりに学んでいこうと思います。また、本や資料などを頼りに自分ひとりで勉強するだけでなく、実際に話を聞いて交流して学んでいくことがとても大切なのだということもわかりました。これからは京劇に限らず他の分野についても、このような人と人とのふれあいを通して、中国という国とその文化を理解して行きたいと思います。
すっかり京劇役者の気分で
魯先生、楽しい三日間をありがとうございました。先生のおかげで、京劇がとても身近に感じられるようになりました。次に京劇の公演が日本であるときは、必ず観に行くつもりです。
「北京週報日本語版」2012年10月9日
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