中国は18日午後2時(日本時間同3時)ごろから、今月16日に打ち上げた有人宇宙船「神舟9号」と昨年9月に打ち上げた宇宙実験機「天宮1号」の1回目のドッキング実験を実施した。
「神舟9号」は17日午前1時30分、軌道の近地点高度を260キロまで引き上げ、18日に自動制御に入った。
「天宮1号」の準備はすでに整い、343キロのドッキング軌道に待機している。
有人宇宙船システムの設計を担当した邵立民・主任設計士は天宮1号の状況について、「船内の温度や湿度、酸素、気圧など飛行士の滞在に必要な条件はすでに整っている」と説明した。
「人民網日本語版」2012年6月18日