中国は16日午後6時37分（日本時間同7時37分）、有人宇宙船「神舟9号」を内モンゴル自治区の酒泉衛星発射センターから打ち上げた。有人宇宙飛行計画の総指揮官を務める常万全・人民解放軍総装備部長は「予定の軌道に乗り成功した」と宣言。神舟9号は後日、昨年9月に打ち上げられた宇宙実験機「天宮１号」と有人ドッキング実験を実施する。

中国は2020年前後に長期滞在可能な有人宇宙ステーションの建設を予定。ドッキング技術の獲得をステーション建設の基礎であり前提と位置付けている。（編集YT）

「人民網日本語版」2012年6月16日