宇宙船「神舟」の初代総設計師である戚発ジン氏はこのほど広東省科学技術協会フォーラムに出席し、次のように述べた。
「(まもなく打上げられる)宇宙船『神舟9号』の基本状態や大きさは『神舟8号』と全く同じであり、任務が異なるだけだ。神舟9号には3人の宇宙飛行士が搭乗するが、今回の任務では船外活動を予定していない。誰が搭乗するかは打上げ前の厳格な審査で決まる。宇宙飛行士は身体、技術、心理状態という3つの条件を満たしている必要があり、高い精神的素質も要求される。現在、女性飛行士2人が訓練に参加している。我々は女性飛行士が搭乗することを望んでおり、飛行士らもそれを希望している。しかしこれも最終的な審査によって決まることだ」。
戚発ジン氏はかつて取材に答え、有人ドッキングのプロセスについて次のように述べている。「ドッキング目標機『天宮1号』と神舟9号が完全にドッキングした後、飛行士が宇宙船から天宮1号に入る。2つの宇宙機は結合体のまま飛行を続ける。最終的に飛行士が宇宙船に戻り、宇宙船は天宮1号と分離し、地上に帰還する」。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年6月12日
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