▽宇宙飛行士は宇宙でどれくらいの期間滞在するのか?
天宮1号とのドッキングが完了後、神舟9号は10日-20日間にわたり宇宙を飛行する。専門家によると、中国のこれまでの有人宇宙飛行と比べ、宇宙での滞在時間は今回が最長となる。
▽スペースデブリはどうやって避ける?
天宮1号の周囲には保護パネルが設置されており、小さなスペースデブリなら衝突に耐えることができる。比較的大きなスペースデブリに遭遇した場合、事前に地上からのモニタリングで衝突の可能性があると分かれば軌道制御により回避する。緊急事態が発生した場合は神舟9号が「救命ボート」の替わりとなる。
▽宇宙飛行士は天宮1号の内部で何をするのか?
主な仕事は各種の実験。天宮1号と宇宙船の両方で実験プロジェクトが行われるため、宇宙飛行士の仕事量は宇宙船のみの時よりも増加する。天宮1号内での実験は地球観測、材料研究、宇宙探査の3項目。
▽宇宙飛行士は余暇をどのように過ごす?
天宮1号の内部では、ノートパソコンを使って映画を見たり、メールを送信したりできる。宇宙空間からでも通信で家族の顔を見ることができ、安心感が増すことだろう。
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