▽北京五輪に次ぐ壮挙
エジプト紙「アルアハラム」の関係者は「米国とソ連は、有人宇宙飛行事業の発展において多くの命を失ったが、中国は今に至るまで着実に事業を進めている。中国は米ロとは全く違う有人宇宙事業発展の道を歩んでいる。中国の発展は跳躍的であり安全だ。これは人類による将来の宇宙探査にとって重大な意義を持ち、人類の宇宙事業の要となる。神舟9号の打上げは中国にとって北京五輪の成功に次ぐ壮挙となるだろう」とした。
アフリカのニュースサイトは10日、「宇宙船『神舟9号』には今回、男性2人、女性1人の計3人の宇宙飛行士が搭乗する予定。今後数日間にわたり、神舟9号、ロケット長征2号F、および地上システムのテストが行われる。国力増強に伴い、中国は2003年以降宇宙計画を着実に推進し、世界で3番目に有人宇宙飛行技術を掌握する国となった」と報じた。
インド紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」のウェブサイトは10日、「中国は今回の(神舟9号の)任務により、すでに有人宇宙飛行計画を放棄した米国を追い抜くだろう。このハイテク・ビジネス分野で残ったのは今や中国・ロシアの2カ国のみとなった」と報じた。
イランメディアは「米国はこれまで国際宇宙ステーション計画から中国を排除してきた。しかし中国は自身の努力により、宇宙事業を飛躍的に発展させた。神舟9号の打上げは成功するだろう。そして遠くない未来、中国は月や火星の探査を行う能力を持つだろう」とした。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年6月12日 |